Help:マジックワード

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マジックワードとは、MediaWikiが日時、サイト詳細、ページ名のような返り値または関数を関連付けているテキスト文字列です。このページでは、標準的なマジックワードのみを説明します。技術的な詳細は、Manual:マジックワード を参照してください。

マジックワードには以下の3種類があります。

変数とパーサー関数では、テンプレート同様に Subst 展開を使用できます。既定では、ページに依存するマジックワードの「閲覧中のページ」に対して影響するか、または「閲覧中のページに関するデータ」を返します。これは、(変数やパーサー関数が)参照読み込みされたテンプレートやシステムメッセージによって追加された場合も該当します。

挙動スイッチ

挙動スイッチは、ページのレイアウトや挙動を制御するものであり (選択中の外装でサポートされている場合)、コンテンツの情報を省いたり含めたりすることを指定するためによく使用されます。ただし、以下のうち一部はMinerva 外装においてサポートされていません。

マジックワード 説明 バージョン
目次
__NOTOC__ 目次 (TOC: table of contents) を非表示にする。
__FORCETOC__ 通常の位置 (最初の見出しの前) に強制的に目次を表示する (__NOTOC__ より優先される)。 これは2022年版ベクター外装のような記事コンテンツ外に目次がある外装では動作しません。
__TOC__ 単語の現在位置に目次を配置する(__NOTOC__の上書き)。 これを複数回使用すると、最初の単語の位置に目次が表示されます。 これは2022年版ベクター外装のような記事コンテンツ外に目次がある外装では動作しません。
編集
__NOEDITSECTION__ 節見出しの横の節編集リンクを非表示にする。これは特に見出しをテンプレート内で作成した場合に有用である: この場合、通常の節編集リンクではテンプレート コードを編集することになり、通常は利用者にとって直感的ではないためである。テンプレートが複数の節見出しを含む場合は、それぞれの節見出しの後に「$noeditsection」を追加する必要がある。 テンプレート中で用いると、そのテンプレート自体、テンプレートがあるページ、さらに同じページにある他のテンプレート全てに影響する。 回避方法があります
__NEWSECTIONLINK__ 議論ページ以外のページで、「編集」タブの横に新しい節を追加するリンクを追加する (末尾に節を追加を参照)。
1.7
__NONEWSECTIONLINK__ talk 名前空間内のページで「編集」タブの近くのリンクを除去する。
1.15
r47522
カテゴリ
__NOGALLERY__ カテゴリページで使用すると、カテゴリビューのサムネイルを通常のリンクに置き換える。
1.7
__HIDDENCAT__ カテゴリページで使用すると、所属するページや下位カテゴリのカテゴリ一覧に当該カテゴリを表示しなくなる (= 隠しカテゴリ) (利用者の個人設定内にこれを表示する設定がある)。
1.13
__EXPECTUNUSEDCATEGORY__ カテゴリページで使用すると Special:UnusedCategories からカテゴリ除去します。
1.33
言語の変換
__NOCONTENTCONVERT__
__NOCC__
言語変種があるウィキで、記事を表示する際にコンテンツ言語変換を実行しない。例えば、zh_cn、zh_tw、zh_hk のような言語変種を表示せず、中国語 (zh) のみを表示する。
__NOTITLECONVERT__
__NOTC__
言語変種があるウィキで、ページ名について言語変換を実行しない (その他のコンテンツはすべて変換する)。
その他
__START__ 効果なし。 コメントに続くデータベースのメッセージの開始点を示し、参照読み込みされるのを防いだ。 r1695 で除去、r24784 で完全に除去
1.10
r1610
__END__ MediaWiki が記事の末尾の空白類を除去するのを回避するため、末尾に明示的に印を付けます。 19213 で除去されました。
1.1 – 1.8
__INDEX__ 検索エンジンに対してページをインデックス化するよう指示する ($wgArticleRobotPolicies を上書きし、robots.txt を優先する)。変数 $wgExemptFromUserRobotsControl の値に従う。
1.14
__NOINDEX__ 検索エンジンに対してページをインデックス化しないよう指示する (つまり検索エンジンの検索結果に表示されない)。変数 $wgExemptFromUserRobotsControl の値に従う。
1.14
r37973
__STATICREDIRECT__ リダイレクトページの場合、ページを移動する際に「このページへのリダイレクトがあればそのリダイレクトを修正」($wgFixDoubleRedirects が必要) にチェックを入れた場合でも、MediaWiki がリンクを自動的に更新できないようにする。
1.13
r37928
__EXPECTUNUSEDTEMPLATE__ テンプレートページで使用され、Special:UnusedTemplatesからページを削除します。

このスイッチがテンプレートの内容と一緒に転記されることを意図していない場合、テンプレートのカテゴリーと同様に、‎<noinclude>...‎</noinclude>の中(または‎<includeonly>...‎</includeonly>の中のテンプレートのドキュメントページ)で使用されるべきです。 See Help:テンプレート .

もしスイッチが、与えられたテンプレートをトランスクルードするすべてのページ(例えば、テストケースやサンドボックスのサブページでトランスクルードされる通知)をレポートから削除することを意図している場合、テンプレートページ内の‎<includeonly>...‎</includeonly>タグの中にスイッチを入れてください。

1.43
Gerrit change 1064007
拡張機能との関連
拡張機能 マジックワード 説明 バージョン
GlobalUserPage __NOGLOBAL__ グローバル利用者ページを無効化する。 セントラル利用者ページにある場合はリモートウィキでの表示を無効化し、同時にリモートウィキで利用者ページのリンク表示を赤字にするか青字にするか決定。
1.28
Disambiguator __DISAMBIG__ 曖昧さ回避ページに指定。
1.21
Wikibase (client) __EXPECTED_UNCONNECTED_PAGE__ ウィキページの中には、議論の過去ログやテンプレートの下位ページなど、ウィキデータ項目の適用範囲に合致しないものがあります。ウィキページが Special:UnconnectedPages に登録されるのを防ぐには、ページのどこかにこのマジックワードを使用してください。Wikidata's notability criteriaを満たしていないページは、ウィキデータ項目を取得するべきではありません。
1.37.0
DiscussionTools __ARCHIVEDTALK__ 過去ログ ページの議論から「返信」リンクを隠します。
1.39
Gerrit change 738221
__NOTALK__ トーク名前空間内のページをトークページのように扱わないようにします。
1.39
Gerrit change 903247
ProofreadPage __EXPECTWITHOUTSCANS__ いくつかのウィキソースコンテンツページはリスト(同じ作品の版や翻訳のリストなど)を含み、そのためにスキャンがありませんでした。 これらのページがSpecial:PagesWithoutScansで表示されないようにするには、このマジックワードをページに挿入してください。
1.43.0-wmf.4
Gerrit change 1026897
Wikibase (client) {{NOEXTERNALLANGLINKS}} マジックワードとパーサ関数を呼び出すと、特定のページのWikibase拡張機能を無効にします。または、パラメータ 特定の言語間リンクを抑制する と共に使用します。 アクティブな場合、ウィキテキストに存在する言語間リンクのみが使用されます。

変数

変数 は、現在のページ、現在のウィキ、現在日時の情報を返します。変数の構文はテンプレートと類似しています。「[高負荷]」の印がある変数(の使用)はソフトウェアが追跡し、ページ内で使用できる回数には上限があります。

テンプレート名が変数と競合する場合は、変数が使用されます(そのため、テンプレート Template:ページ名 を参照読み込みするには {{Template:ページ名}} と記述する必要があります)。 場合によっては、パラメーターを追加することでテンプレートを呼び出すようにパーサーが強制されます。例えば、{{CURRENTDAYNAME|x}} は変数ではなく Template:CURRENTDAYNAME を参照読み込みします。

日付と時刻

以下の変数は現在の日付と時刻を UTC で返します。

MediaWiki およびブラウザーのキャッシュが働くため、これらの変数は、現在の日時ではなくページが キャッシュされた 日時を返します。

これらの変数を使用すると、ページがより制限された秒数の間キャッシュされます。これはMagicWordFactoryで構成されます。

日付と時刻のマジック ワードは、ウィキ コンテンツの言語でフォーマットされます。1.19以降では、ページコンテンツの言語に依存します。

変数 出力 説明 バージョン
{{CURRENTYEAR}} 2024
{{CURRENTMONTH}}

{{CURRENTMONTH2}}

11 月 (0 補完あり: 01~12)
{{CURRENTMONTH1}} 11 月 (0 補完なし: 1~12)
{{CURRENTMONTHNAME}} 11月 月 (月名)
{{CURRENTMONTHNAMEGEN}} 11月 月 (所有格)
{{CURRENTMONTHABBREV}} 11月 月 (省略形)
1.5
{{CURRENTDAY}} 21 日 (0 補完なし: 1~31)
{{CURRENTDAY2}} 21 日 (0 補完あり: 01~31)
1.6
{{CURRENTDOW}} 4 曜日 (0 補完なし), 0 (日曜日) ~ 6 (土曜日)
{{CURRENTDAYNAME}} 木曜日 曜日 (曜日名)
時刻
{{CURRENTTIME}} 11:53 日時 (24 時間制、HH:mm 形式)
{{CURRENTHOUR}} 11 時 (24 時間制、0 補完あり: 00~23)
その他
{{CURRENTWEEK}} 47 週 (週番号)
{{CURRENTTIMESTAMP}} 20241121115349 YYYYMMDDHHmmss 形式のタイムスタンプ
1.7
{{CURRENTDATE}} はマジックワードではありませんがテンプレートにはなりえます。

以下の変数は上記と同じことを行ないますが、サイトのサーバー設定や $wgLocaltimezone の値を使用します。

  • {{LOCALYEAR}}
  • {{LOCALMONTH}}
  • {{LOCALMONTH1}}
  • {{LOCALMONTH2}}
  • {{LOCALMONTHNAME}}
  • {{LOCALMONTHNAMEGEN}}
  • {{LOCALMONTHABBREV}}
  • {{LOCALDAY}}
  • {{LOCALDAY2}}
  • {{LOCALDOW}}
  • {{LOCALDAYNAME}}
  • {{LOCALTIME}}
  • {{LOCALHOUR}}
  • {{LOCALWEEK}}
  • {{LOCALTIMESTAMP}}

より詳細に時刻をフォーマットする、または現在の年と週をISO-8601にきちんと準拠して出力させるには Extension:ParserFunctions をインストールして #time のパーサー関数を使用することで実現

技術的なメタデータ

変数 出力 説明 バージョン
サイト
{{SITENAME}} MediaWiki ウィキのサイト名 ($wgSitename )。
{{SERVER}} //www.mediawiki.org ドメイン URL ($wgServer )。
{{SERVERNAME}} www.mediawiki.org サブドメイン名およびドメイン名 (バージョン 1.17 以降、$wgServerName に依存しなくなりました)
{{DIRMARK}}

{{DIRECTIONMARK}}


ウィキの既定の言語の書字方向を Unicode の書字方向マークで出力 (右書きなら &lrm;、左書きなら &rlm;)。複数方向で記述できる文を含む場合に利用できます。1.19 以降はページのコンテンツ言語に依拠します。
1.7
r14442
{{ARTICLEPATH}} /wiki/$1 相対的な記事パス ($wgArticlePath )。
{{SCRIPTPATH}} /w 相対的なスクリプトパス ($wgScriptPath )。
{{STYLEPATH}} /w/skins 相対的なスタイルパス ($wgStylePath )。
1.16
{{CURRENTVERSION}} 1.44.0-wmf.4 (a8dd895) ウィキの MediaWiki バージョン。
1.7
r14199
{{CONTENTLANGUAGE}}

{{CONTENTLANG}}

en

en

ウィキの既定のインターフェイス言語 ($wgLanguageCode )。
1.7
r14661
ページ
{{PAGEID}} 18504 ページ識別子 (ページ ID) を返す。
1.20
Gerrit change 9858
{{PAGELANGUAGE}}
{{#language:{{PAGELANGUAGE}}}}
ja
日本語
現在のページの言語コードを返す。この変数の返す言語コードは{{#language:...}}を使って言語名称へ変換することが出来る。
1.29
Gerrit change 330982
{{TRANSLATABLEPAGE}} Help:Magic words ページが翻訳可能な場合(翻訳されたページを含む)、翻訳ページのタイトル(他の言語が翻訳されたページ)を返し、ページが翻訳可能でない場合は何も返しません。
1.41.0-wmf.8
Gerrit change 913677

<translate><!--T:1--> Translated unit. Language: <tvar name=lang>{{TRANSLATIONLANGUAGE}}</tvar>.</translate>

<translate><!--T:2--> Untranslated unit. Language: <tvar name=lang>{{TRANSLATIONLANGUAGE}}</tvar>.</translate>

翻訳された翻訳単位。言語: ja。

Not translated unit. Language: en.

‎<translate>タグ内の翻訳されたページで使用する必要があります。 現在の翻訳単位の言語コードを返します。 翻訳ページで、ユニットが翻訳されている場合は、翻訳言語が返されます。 それ以外の場合は、ソース言語を返します。 この変数が返す言語コードは、{{#language:...}}を使用して言語名に変換できます。 翻訳管理者のみが使用する必要があります。
1.36.0-wmf.8
Gerrit change 603472
{{PROTECTIONLEVEL:操作}} 現在のページについて指定した操作 (例:「edit」、「move」) に対する保護レベル (例: 「autoconfirmed」、「sysop」) を出力する。保護されていない場合は空の文字列を返す。
1.15
r45587
{{PROTECTIONEXPIRY:操作}} 現在のページの「編集」や「移動」など特定の操作に対する保護期限(例:「20160418155030」や 「infinity」)を返す。 保護されていなければ"infinity"を返す。
1.27
Gerrit change 255717
{{CASCADINGSOURCES}} [高負荷] 特定のページで有効な、任意のカスケード保護のソースを返す。ページ自体が参照読み込みする場合を除き、ページはそのタイトルを返さない。
1.23
Gerrit change 104999
現在のページの閲覧修正(最新の修正または選択された古い修正)
{{REVISIONID}} - 固有の版ID。 プレビューでは常に空であるため、プレビューでのみエラーメッセージを表示できます。 miserモード(全てのウィキメディア財団のウィキサイト群)では無効かもしれませんが、プレビュー中でない場合は代わりに-を返します。
1.5
{{REVISIONDAY}} 17 編集日(0埋めなし)。
1.8
{{REVISIONDAY2}} 17 編集日(0埋めあり)。
1.8
{{REVISIONMONTH}} 11 編集月(1.17+ では 0埋めなし、それ以前のバージョンでは0埋めあり)。
1.8
{{REVISIONMONTH1}} 11 編集月(0埋めなし)。
1.17
r66200
{{REVISIONYEAR}} 2024 編集年。
1.8
{{REVISIONTIMESTAMP}} 20241117005637 編集日時のタイムスタンプ。
1.8
{{REVISIONUSER}} Shirayuki 対象の編集を行った利用者の利用者名、または編集をプレビューしている利用者の利用者名。
1.15
r48149
{{REVISIONSIZE}} 95220 そのページまたはプレビューの表示版のサイズ (ウィキテキストのバイト数)
1.22
Gerrit change 82650
ページ本文に影響
{{DISPLAYTITLE:タイトル}}
{{DISPLAYTITLE:タイトル|noerror}}
{{DISPLAYTITLE:タイトル|noreplace}}
通常はページのタイトルヘッダーに表示される、現在のページの表示タイトル を整形する。 $wgRestrictDisplayTitle false に設定されていない限り、値は既定のタイトルと等しくなければならない:タイトルの特定の部分(すべてではない)の大文字と小文字の変更およびスペースをアンダースコアで置換することのみが可能。 $wgAllowDisplayTitle によって無効化または有効化できる。

noerror あるいは noreplace を第2引数に取り、1ページに複数の displaytitles がある時のエラーメッセージ発生を抑制したり、そのページでそれより前に既に displaytitle が指定されている場合にこの displaytitle が何もしないようにすることができる。

1.7
1.24
Gerrit change 144870

(noerror および noreplace に関して)

{{DEFAULTSORT:ソートキー}}
{{DEFAULTSORTKEY:ソートキー}}
{{DEFAULTCATEGORYSORT:ソートキー}}
{{DEFAULTSORT:ソートキー|noerror}}
{{DEFAULTSORT:ソートキー|noreplace}}
ページの分類に使用され、デフォルトのカテゴリソートキーを設定します。 たとえば、John Smithの最後に {{DEFAULTSORT:Smith、John }}を配置するとします。 ページはデフォルトで「S」の下にカテゴリでソートされます。 1つのページで複数のデフォルトソートキーが使用されている場合にエラーメッセージを抑制したり、ページの前半でdefaultsortがすでに指定されている場合は、このdefaultsortが何もしないようにするには、「noerror」または「noreplace」の2番目の引数を取ることができます。
1.10
1.19
r96767

(noerror と noreplace について)

Localization

変数 出力 説明 バージョン
{{USERLANGUAGE}} ja 利用者の言語 (If $wgParserEnableUserLanguage is enabled, it is disabled by default.)
Note: Currently not supported by Parsoid Page View. If using Parsoid Page View or if $wgParserEnableUserLanguage is disabled, the magic word will return the same result as {{PAGELANGUAGE}}.
1.43
Gerrit change 508295

統計

これら変数が返す数字は通常、区切り文字(コンマ、ドット、あるいはスペースなどローカル言語に依存する)を含むものの、「:R」フラグを使うと数字のみ出力します (例えば、{{NUMBEROFPAGES}} →、1,757,311 および {{NUMBEROFPAGES:R}} → 1757311)。

「|R」は PAGESINCATEGORY などのパラメーターを必要とするマジックワードに用いられます (例、{{PAGESINCATEGORY:Help}}{{PAGESINCATEGORY:Help|R}}{{PAGESINCATEGORY:Help|subcats}}{{PAGESINCATEGORY:Help|subcats|R}})。 前出の {{PAGESIZE:ページ名}} にも適用可能。

数値を示すマジックワードの書式は使用されたウィキページの言語に従います。1.19以降、ページの言語に依存するようになりました。

変数 出力 説明 バージョン
{{NUMBEROFPAGES}} 1,757,311 ウィキのページ数。
1.7
{{NUMBEROFARTICLES}} 63,632 コンテンツの名前空間の中で標準名前空間 内のページ数。 詳細は Manual:$wgArticleCountMethod を参照してください。
{{NUMBEROFFILES}} 2,761 アップロードされたファイルの個数。
1.5
{{NUMBEROFEDITS}} 6,753,900 ウィキの編集回数。
1.10
r21319
{{NUMBEROFVIEWS}} ページの閲覧回数。通常、キャッシュを使用しているウィキでは無効。 Gerrit change 150699では廃止。
1.14 – 1.24
r42721
{{NUMBEROFUSERS}} 18,021,566 登録利用者の人数。
1.7
{{NUMBEROFADMINS}} 137 sysop (管理者) グループ に所属する利用者数。
1.7
{{NUMBEROFACTIVEUSERS}} 865 アクティブな利用者数。Special:Statistics で使用している算出方式に基づく。
1.15
r47392
{{PAGESINCATEGORY:カテゴリ名}}
{{PAGESINCAT:カテゴリ名}}
159
159
[高負荷] 指定したカテゴリに含まれるページ数 (下位カテゴリとファイルを含む)。(デモのために カテゴリ:ヘルプ で使用)
1.13
r32932
{{PAGESINCATEGORY:カテゴリ名|all}}
{{PAGESINCATEGORY:カテゴリ名|pages}}
{{PAGESINCATEGORY:カテゴリ名|subcats}}
{{PAGESINCATEGORY:カテゴリ名|files}}
159
156
3
0
[高負荷] 指定したカテゴリについて、それぞれ以下の項目の値を返す。(デモのために カテゴリ:ヘルプ で使用)
  • 全ページ数
  • 通常ページ数 (下位カテゴリおよびファイルを除外)
  • 下位カテゴリ数
  • ファイル数
1.20
Gerrit change 12790
{{NUMBERINGROUP:グループ名}}
{{NUMINGROUP:グループ名}}
23
23
特定のグループ に所属する利用者数。 (デモンストレーションに bureaucrat を使用)
1.14
r40116
{{PAGESINNS:インデックス}}
{{PAGESINNAMESPACE:インデックス}}
有効化されていません [高負荷] 指定した名前空間にあるページの数(「インデックス」を適切な名前空間インデックスに置き換える)。 例えば {{PAGESINNAMESPACE:14}} はカテゴリのページ数を返す。{{PAGESINNS:0}} はリダイレクトと曖昧さ回避ページを含むため {{NUMBEROFARTICLES}} と同じ値ではない。 既定では無効、有効にするには $wgAllowSlowParserFunctions の設定を変更する。
1.7

ページ名

変数 現在のページの場合 説明 バージョン
{{FULLPAGENAME}} Help:Magic words/ja 名前空間を含めたページ名 (すべての下位ページの階層を含む)。
1.6
{{PAGENAME}} Magic words/ja 名前空間を除外したページ名 (すべての下位ページの階層を含む)。
{{BASEPAGENAME}} Magic words 名前空間名と末尾の下位ページの階層を除外したページ名。 Help:Title/Foo/BarページではTitle/Fooを返します。
1.7
{{ROOTPAGENAME}} Magic words 現在のページのルートのページ名。 ページ Help:Title/Foo/Bar では、Title を返す
1.22
{{SUBPAGENAME}} ja 下位ページHelp:Title/Foo/BarページではBarを返します。

下位ページが存在しない場合は、{{PAGENAME}} の値が返されます。

さらに複雑なページ名の取り出し方は、ParserFunctions拡張を用いて{{#titleparts:}}で指定。

1.6
{{SUBJECTPAGENAME}}
{{ARTICLEPAGENAME}}
Help:Magic words/ja
Help:Magic words/ja
関連付けられた本文ページ (例: 記事やファイル) の完全なページ名。トークページで有用。
1.7
{{TALKPAGENAME}} Help talk:Magic words/ja 関連付けられたトークページの完全なページ名。
1.7

{{DISPLAYTITLE:xxxx}} を使って表示名を変更しても、影響を受けません。戻り値は変更前のページ名のままです。

マジックワード{{BASEPAGENAME}}{{SUBPAGENAME}}は下位ページが有効な時のみ作動します。有効にする方法は $wgNamespacesWithSubpages を参照してください。

1.15+ 以降、これらはすべて、(単に現在のページではなく) 適用するページを指定するパラメーターを設定できます:

  • {{PAGENAME:Template:Main Page}} → Main Page
  警告: ページ名に「.」または「..」を含むと、マジックワードは何も返しません。
{{PAGENAME:one/./three}}何も返さない。
  警告: ページ名にアポストロフィ('やアスタリスク*など特定の記号が含まれていると、例えば{{PAGESINCATEGORY:{{PAGENAME}}}}のようなマジックワードの作用で予想外の結果を出すことがあります。バグ T16779, T18474, T37628, T37746 を参照してください。簡単な対処法は、ページ名を{{#titleparts:}}で挟んでParserFunctions 拡張機能から見えなくすることです。

URL エンコードされたページ名

MediaWiki URLで使用するためエンコードした例を以下に示します。空白のスペースをアンダーバーに、特定の記号はNCR (en)(訳注: 文字参照)に置換してHTMLを回避します:

  • {{FULLPAGENAMEE}}
  • {{PAGENAMEE}}
  • {{BASEPAGENAMEE}}
  • {{SUBPAGENAMEE}}
  • {{SUBJECTPAGENAMEE}}
  • {{ARTICLEPAGENAMEE}}
  • {{TALKPAGENAMEE}}
  • {{ROOTPAGENAMEE}}

{{PAGENAME:...}}{{PAGENAMEE:...}}{{urlencode:...}} はそれぞれ実装法が異なります。 詳細は Manual:PAGENAMEE 符号化 を参照してください。

名前空間

変数 出力 説明 バージョン
{{NAMESPACE}} Help ページの名前空間名 (メインスペースを除く)
{{NAMESPACENUMBER}} 12 ページの名前空間 ID
1.20
Gerrit change 4056
{{SUBJECTSPACE}}
{{ARTICLESPACE}}
Help
Help
関連付けられた本文の名前空間名
1.7
{{TALKSPACE}} Help talk 関連付けられたトークの名前空間名
1.7

以下は、MediaWiki URLで使用するためにエンコードされた等価物です(スペースアンダースコアに置き換えられ、一部の文字はパーセントエンコードされます):

  • {{NAMESPACEE}}
  • {{SUBJECTSPACEE}}
  • {{ARTICLESPACEE}}
  • {{TALKSPACEE}}

1.15+では、完全なページ名のパラメーターを取ることができ、(記載されたページ自体ではなく)そのページに関連する要求された名前空間を返します。

  • {{NAMESPACENUMBER:MediaWiki}}0
  • {{NAMESPACE:MediaWiki}} (メインスペースのページは「」を返す)
  • {{NAMESPACE:Template:Main Page}}Template
  • {{SUBJECTSPACE:Template talk:Main Page}}Template
  • {{ARTICLESPACE:Template talk:Main Page}}Template
  • {{TALKSPACE:Template:Main Page}}Template talk

パラメーターには名前空間名は指定できません。

  • {{SUBJECTSPACE:Help talk}} → '

Escaped characters

MediaWiki interprets certain characters as markup separators in certain contexts, notably:

  • template invocations
  • tables
  • function calls.

To prevent an immediate interpretation (so that the character can be displayed literally or later interpreted as a separator), Template:Character can be used as an escape sequence, but only the following characters (replacements) are supported. This form can be clearer or at least shorter than using the equivalent <nowiki>character</nowiki> .

構文 出力 説明 バージョン
{{!}} |

垂直バー (パイプ記号) をインクルードするために使用されます。

For historical/technical reasons, this is not an escape sequence properly speaking. The syntax uses a resembling character, the exclamation mark, instead of the vertical bar.

詳しくは Help:Extension:ParserFunctions#Escaping pipe characters in tables を参照してください。

このマジックワードが追加されるまでは、多くのウィキで、Template:!| という内容で作成することでこの機能を実装していました。

1.24
Gerrit change 136234
{{=}} =

等号をインクルードする場合に使用する。

詳しくは Help:Extension:ParserFunctions#Raw equal signs を参照してください。

これがマジックワードとして追加される前は、多くのウィキサイトが=をコンテンツとしてTemplate:=を作成することでこれを実装していまし。

1.39
Gerrit change 791685

パーサー関数

パーサー関数 は変数とずいぶん酷似していますが、1つ以上の引数を要し(技術的には、引数を要するマジックワードはいずれもパーサー関数となります)、テンプレートとの区別のため名称は時にハッシュ記号(#)で始まります。

このページはMediaWikiにもともとあるパーサー関数についてのみ解説しています。その他パーサー関数はExtension:ParserFunctions などで追加される可能性があります。そちらの詳細はHelp:Extension:ParserFunctions をご覧ください。

別のページの技術的なメタデータ

パーサー関数 出力
(ページ MediaWiki の場合)
説明 バージョン
{{PAGEID: ページ名 }} 1 [高負荷] 指定したページ* のページ ID を返す。
1.23
Gerrit change 76534
{{PAGESIZE:ページ名}}
{{PAGESIZE: ページ名 |R}}
107,602
107602
[高負荷] 指定したページのバイト数を返す。「|R」を使って未処理 (書式なし) の数を得る。
1.13
r33551
{{PROTECTIONLEVEL:操作 | ページ名}} sysop [高負荷] 特定のページで、ある動作 (例:「編集」「移動」) に対して保護レベル (例:「自動承認」「システム管理者」(sysop)) を出力。保護されていない場合は空文字列を返す。
1.21
r44683
{{PROTECTIONEXPIRY: 操作 | ページ名}} infinity [高負荷] 特定のページで特定の操作 (例 "編集"、"移動") の保護期限を出力する (例 "20160418155030", "infinity") 。 保護されていなければ"infinity"を返す。
1.27
Gerrit change 255717
{{CASCADINGSOURCES: page name}} [高負荷] 特定のページで有効な、任意のカスケード保護のソースを返す。ページ自体が参照読み込みする場合を除き、ページはそのタイトルを返さない。
1.23
Gerrit change 104999
{{REVISIONID: ページ名 }} 6287429 [高負荷] 指定したページ* の最新版固有の版 ID を返す。
1.23
Gerrit change 76534
{{REVISIONDAY: ページ名 }} 29 [高負荷] 指定したページ* の最新版が編集された日。 (0 補完なし: 1~31)
1.23
Gerrit change 76534
{{REVISIONDAY2: ページ名 }} 29 [高負荷] 指定したページ* の最新版が編集された日。 (0 補完あり: 01~31)
1.23
Gerrit change 76534
{{REVISIONMONTH: ページ名 }} 12 [高負荷] 指定したページ* の最新版が編集された月。 (1.17+ では 0 補完あり (01~12)、過去の版では 0 補完なし (1~12))
1.23
Gerrit change 76534
{{REVISIONMONTH1: ページ名 }} 12 [高負荷] 指定したページ* の最新版が編集された月。 (0 補完なし: 1~12)
1.23
Gerrit change 76534
{{REVISIONYEAR: ページ名 }} 2023 [高負荷] 指定したページ* の最新版が編集された年
1.23
Gerrit change 76534
{{REVISIONTIMESTAMP: ページ名 }} 20231229181425 [高負荷] 指定したページ* が編集された時点のタイムスタンプ。
1.23
Gerrit change 76534
{{REVISIONUSER: ページ名 }} Tropicalkitty [高負荷] 指定したページ* の最新版を編集した利用者名
1.23
Gerrit change 76534
*与えられたパラメーターがそのページのタイトルと同じ場合、パーサー関数は1つ前の版のプレビューないしsubst展開を行います。ページの作成時に使用すると空の文字列を返すことがありますが、ページの閲覧時は過去の版を参照している際も含め、閲覧された際の値を使用します。この場合のパーサー関数はあまり負荷がかかりません。

URL データ

パーサー関数 入力 → 出力 説明 バージョン
{{localurl:ページ名}}
{{localurl:ページ名
|クエリ文字列}}
{{localurl:MediaWiki}}
→ /wiki/MediaWiki
{{localurl:MediaWiki|printable=yes}}
→ /w/index.php?title=MediaWiki&printable=yes
ページ名への相対パス。
{{fullurl:ページ名}}
{{fullurl:ページ名
|クエリ文字列}}

{{fullurl:インターウィキ:リモートのページ名
|クエリ文字列}}
{{fullurl:Category:Top level}}
→ //www.mediawiki.org/wiki/Category:Top_level

{{fullurl:Category:Top level|action=edit}}
→ //www.mediawiki.org/w/index.php?title=Category:Top_level&action=edit
{{fullurl:s:Electra|action=edit}}
https://en.wikisource.org/wiki/Electra?action=edit
{{fullurl:s:es:Electra|action=edit}}
https://en.wikisource.org/wiki/es:Electra?action=edit

ページ名へのプロトコル相対パスでローカルウィキの $wgServer 構成設定(ならびにhttp(s)://と同時に起動するかしないか)に依存。これはインターウィキ接頭辞も処理する。注: 括弧で囲んでいない (プレーンな) 相対プロトコルパスのリンクは自動的にはリンクにならない。
1.5
{{canonicalurl:ページ名}}
{{canonicalurl:ページ名
|クエリ文字列}}

{{canonicalurl:インターウィキ:リモートのページ名
|クエリ文字列}}
{{canonicalurl:Category:Top level}}
https://www.mediawiki.org/wiki/Category:Top_level

{{canonicalurl:Category:Top level|action=edit}}
https://www.mediawiki.org/w/index.php?title=Category:Top_level&action=edit {{canonicalurl:w:Category:Top level|action=edit}}
https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Top_level?action=edit

ページ名への絶対パス (正規化された URL を使用)。これはインターウィキ接頭辞も処理する。
1.18
{{filepath:ファイル名}}
{{filepath:ファイル名|nowiki}}
{{filepath:ファイル名|サムネイル サイズ}}
{{filepath:Wiki.png}}
→ //upload.wikimedia.org/wikipedia/mediawiki/b/bc/Wiki.png

{{filepath:Wiki.png|nowiki}}
→ //upload.wikimedia.org/wikipedia/mediawiki/b/bc/Wiki.png
{{filepath:Example.svg|300}}
→ //upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/84/Example.svg/300px-Example.svg.png

The parameter nowiki usually removes the link around the filepath (which can't be seen in this example).

メディア ファイルのフルサイズもしくはサムネイル (1.18+) のプロトコル相対のパス。
1.12
r25854

1.18
r80813
{{urlencode:文字列}} または
{{urlencode:文字列|QUERY}}
{{urlencode:文字列|WIKI}}
{{urlencode:文字列|PATH}}
{{urlencode:x:y/z á é}} または
{{urlencode:x:y/z á é|QUERY}}
→ x%3Ay%2Fz+%C3%A1+%C3%A9
{{urlencode:x:y/z á é|WIKI}}
→ x:y/z_%C3%A1_%C3%A9
{{urlencode:x:y/z á é|PATH}}
→ x%3Ay%2Fz%20%C3%A1%20%C3%A9

既定は1.17以降、|WIKIから|QUERYに変更。この機能に依存するテンプレートを壊す可能性がある。

URLに使用する入力用エンコード。廃止したExtension:StringFunctions などのURLの復号(平文化)機能はない
符号化
コード空白
 none + 
QUERY + 
 WIKI _ 
 PATH%20
1.7
r14273
(or
1.17
r64726

1.17
r64726

1.17
r64726
)
{{anchorencode:文字列}} {{anchorencode:x y z á é}}
→ x_y_z_á_é
URL 節アンカーで使用する入力用エンコード (URLの“#”記号の後)。
1.6
r16279

The following are equivalents encoded for use in MediaWiki URLs (some characters percent-encoded):

  • {{localurle:ページ名}}
  • {{localurle:ページ名|クエリ文字列}}
  • {{fullurle:ページ名}}
  • {{fullurle:ページ名|クエリ文字列}}
  • {{fullurle:インターウィキ:リモートのページ名|クエリ文字列}}
  • {{canonicalurle:ページ名}}
  • {{canonicalurle:ページ名|クエリ文字列}}
  • {{canonicalurle:インターウィキ:リモートのページ名|クエリ文字列}}

名前空間

{{ns:}} はその時点の名前空間に対するローカル言語での名前と、そのインデックスや正規名、あるいはローカルの別名を返します。 したがって {{ns:6}}{{ns:File}}、および{{ns:Image}} (ファイル名前空間の旧称) はすべて「File」を返します。 本文言語がフランス語のウィキでは、{{ns:Fichier}} も有効ですが、 {{ns:Datei}} ("File"のドイツ語での地域化)は無効です。

標準名前空間に名前はありません、つまり {{ns:0}} は空の文字列を返します。 明示的に標準名前空間を指し示すには、 {{int:Blanknamespace}} を使うことができ、結果は「(標準)」となります。

{{nse:}}はMediaWikiのURL用にエンコードした同等の機能です。ただし空白はアンダーバーに置換し、外部リンクとして使用できるようになります。

本文名前空間 トーク名前空間
使用例 出力 使用例 出力
{{ns:-2}} / {{ns:Media}} Media {{ns:-1}} / {{ns:Special}} Special
(no talk page)
{{ns:0}} / {{ns:}} {{ns:1}} / {{ns:Talk}} Talk
{{ns:2}} / {{ns:User}} User {{ns:3}} / {{ns:User talk}} User talk
{{ns:4}} / {{ns:Project}} Project
Varies between wikis
{{ns:5}} / {{ns:Project talk}} Project talk
{{ns:6}} / {{ns:File}} or {{ns:Image}} File {{ns:7}} / {{ns:File talk}} or {{ns:Image talk}} File talk
{{ns:8}} / {{ns:MediaWiki}} MediaWiki {{ns:9}} / {{ns:MediaWiki talk}} MediaWiki talk
{{ns:10}} / {{ns:Template}} Template {{ns:11}} / {{ns:Template talk}} Template talk
{{ns:12}} / {{ns:Help}} Help {{ns:13}} / {{ns:Help talk}} Help talk
{{ns:14}} / {{ns:Category}} Category {{ns:15}} / {{ns:Category talk}} Category talk

翻訳した名前空間とカスタム名前空間を混同しないよう注意。

整形

使用例 入力 → 出力 説明 バージョン

{{formatnum:未整形の数}}
{{formatnum:整形済みの数|R}}
{{formatnum:未整形の数|NOSEP}}

  • 単純:
    • {{formatnum:987654321.654321}}
      → 987,654,321.654321
    • {{formatnum:987,654,321.654321|R}}
      → 987654321.654321
  • 高度:
    • {{formatnum:{{formatnum:987654321.654321}}|R}}
      → 987654321.654321 (あらゆるロケールで)
    • {{formatnum:00001}}
      → 00,001
    • {{formatnum:987654321.654321 |NOSEP}}
      → 987654321.654321
    • ベンガル語ロケールでの例:
      • {{formatnum:987654321.654321}}
        → ৯৮,৭৬,৫৪,৩২১.৬৫৪৩২১
      • {{formatnum:987654321.654321 |NOSEP}}
        → ৯৮৭৬৫৪৩২১.৬৫৪৩২১
      • {{formatnum:৯৮,৭৬,৫৪,৩২১.৬৫৪৩২১ |R}}
        → 987654321.654321

未対応:
{{formatnum:{{formatnum:987.654.321}}}}
→ 987 654 321 (イタリア語ロケールでの例)


|R の有無と間違った入力例 (結果が正しくない):
{{formatnum:987,654.321|R}} (間違いが最少)
{{formatnum:987.654,321|R}}
{{formatnum:987 654,321|R}}
{{formatnum:987&nbsp;654,321|R}}

未整形の数(グループ区切り文字なし、. を小数点とするアラビア数字)を受け取って、ページ言語に応じて、地域化された数字と小数点および桁区切り文字で整形して出力します。

|R パラメーターは、数学的な状況での用途で、動作を逆転させるために使用できます。これは信頼性が高く、ウィキのロケールで formatnum が整形するように正確に整形されることが分かっている場合に数字を逆整形する用途のみで使用すべきです。
NOSEP パラメータ(「no separators」=区切り文字なし)では、グループ区切り文字あるいは10進数区切り文字は不変。formatnumは算用数字を用いない言語においてのみ、区切り文字そのものを変換する。 また NOSEP には、想定外の特殊な数字区切りが出力されないようにする働きもある。

  警告: 先行ゼロ(有効数字の前に並んだ数字0)は除去されないため、Extension:ParserFunctions をインストールしている場合は{{#expr:00001}}を代わりに使用してください。

  警告: もし正しいフォーマットで入力しないと、特に英語版以外のウィキでは予想通りの表示になりません。


数字をどうしても不明な入力フォーマットで処理する必要がある場合(ウィキのロケールに対応)、formatnum を2回使う方法があります(ただし10進数のグループが含まれると区切り子は無効になりフォーマットできません)。この方法は標準的ではなくハッキングに分類できるものなので、安定した出力ではありません。

1.7

1.13
r32012

{{#dateformat:date}}
{{#formatdate:date}}
{{#dateformat:date|format}}
{{#formatdate:date|format}}

{{#dateformat:25 dec 2009|ymd}}
→ 25 dec 2009 (あなたの個人設定)、2009 Dec 25 (既定)
{{#formatdate:dec 25,2009|dmy}}
→ dec 25,2009 (あなたの個人設定)、25 Dec 2009 (既定)
{{#dateformat:2009-12-25|mdy}}
12月 25, 2009 (あなたの個人設定)、December 25 2009 (既定)
{{#formatdate:2009 dec 25|ISO 8601}}
→ 2009 dec 25 (あなたの個人設定)、2009-12-25 (既定)
{{#dateformat:25 decEmber|mdy}}
→ 25 decEmber (あなたの個人設定)、DecEmber 25 (既定)
注記: 前記のサンプルで「your pref」とは、現在の日付表示の個人設定のこと。MediaWikiのウィキに限定される。

リンクのない日付を利用者の個人設定による「日付書式」に基づきフォーマット。メタデータを付与してフォーマット済の日付としてタグ付けする。 ログインしていない、もしくは日付けの書式を個人設定で既定のままにしていると、日付は既定の書式で出力され、mdy, dmy, ymd, ISO 8601 のいずれかになる(すべて大文字小文字を区別)。 年がなく月日のみ入力すると、有効な書式は mdydmy に限定。 書式を指定しない、もしくは無効な場合、既定で入力したままの書式を採用する。 入力した日付が無効と判断されると(特に入れ子にした日付の書式や日付用でない書式のメタデータを含む場合)、レンダリングの出力は変わらず(その他の)メタデータは生成されない。
  警告: ISO 8601 標準では日付がグレゴリオ暦であることを要求していますが、この関数の ISO パラメーターでは通常のグレゴリオ暦の範囲外の日付 (例: 1583年未満の日付) も整形されます。また、マジックワードでは、負の年号 (ISO 8601 で使用) と、BC 年または BCE 年 (一般的な文章で使用) を正しく変換できません。
1.15
r48249

{{lc:string}}

{{lc:DATA CENTER}} → data center 入力を小文字化したもの。
1.5

{{lcfirst:string}}

{{lcfirst:DATA center}} → dATA center 入力の先頭の文字を小文字化したもの。
1.5

{{uc:string}}

{{uc:text transform}} → TEXT TRANSFORM 入力を大文字化したもの。
1.5

{{ucfirst:string}}

{{ucfirst:text tRAnSFORM}} → Text tRAnSFORM 入力の先頭の文字を大文字化したもの。
1.5

{{padleft:xyz|stringlength}}
{{padleft:xyz|strlen|char}}
{{padleft:xyz|strlen|string}}

{{padleft:xyz|5}} → 00xyz

{{padleft:xyz|5|_}} → __xyz
{{padleft:xyz|5|abc}} → abxyz
{{padleft:xyz|2}} → xyz
{{padleft:|1|xyz}} → x (文字列の先頭の文字)

指定された基底の文字または変数 (第 1 パラメーター)の隣に、指定された長さ (第 2 パラメーター) のパディング文字列 (第 3 パラメーターで指定された文字、既定値「0」) を挿入します。 既定の数字列または文字列の最後の1文字は、パディング文字列の最後の文字 (複数可能) と置換します。つまり {{padleft:44|3|0}} は 044 を生成します。 パディング文字列は、その長さが必要な文字数を均等に割り切れない場合、切り捨てられる場合があります。

1.12以前のバージョンでは第3パラメーターの1文字目のみ使われましたが、1.15以降、全文字を使えるようになりました。

バグ (r45734 で修正): 全角文字が幅変更可能な2文字として扱われるというものです。パディング文字に使うことはできません。

1.8

1.15
r45734

{{padright:xyz|stringlength}}
{{padright:xyz|strlen|char}}
{{padright:xyz|strlen|string}}

{{padright:xyz|5}} → xyz00

{{padright:xyz|5|_}} → xyz__
{{padright:xyz|5|abc}} → xyzab
{{padright:xyz|2}} → xyz
{{padright:|1|xyz}} → x

padleft と同様の処理をするが、パディング文字は右側に追加。
1.8

1.15
r45734

{{bidi:string}}

{{bidi:text transform}} → ‪text transform‬

{{bidi:كتابة عربية}} → ‫كتابة عربية‬

Wraps the text in a script-appropriate directionality marker (either left-to-right (U+202A) or right-to-left (U+202B)) and a pop directionality formatting character (U+202C), to ensure directionality safety when using a mix of scripts in running text.

関連項目: Extension:StringFunctions

地域化

以下は主要な地域化ツールとして使われるマジックワードです。他のマジックワードはしばしばウィキの地域(ロケール)と環境設定あるいは言語の選択に依存しており、#日付と時間#フォーマット が実例です。Extension:Translate により、さらにマジックワードが追加されます。

上記マジックワードの使い方は非常に複雑であり、また、当説明文書は現時点では完成していない可能性があります。付随する情報は以下のページに説明があります。複数形文法

使用例 入力 → 出力 説明 バージョン
{{#language}}
{{#language:言語コード}}
{{#language:言語コード|ターゲット言語コード}}
{{#language:ar}} → العربية
{{#language:ar|en}} → Arabic
指定された言語コードに対する言語の正式な名前: 既定ではネイティブ名 (言語の自称)、ターゲット言語コードが指定された場合はターゲット言語に翻訳された名前。 翻訳を動作させるには、Extension:CLDR のインストールが必要。 If no argument is given, returns the name of the target language (for articles, the content language; for messages, the user language).
1.7
r14490

1.18
r91875
(翻訳)
1.43
Gerrit change 1038880
(引数なし)
{{#bcp47}}
{{#bcp47:language code}}
{{#bcp47:sr-ec}} → sr-Cyrl
{{#bcp47:zh-yue}} → yue
The IETF BCP-47 language tag for the given language code . If no argument is given, returns the tag of the target language (for articles, the content language; for messages, the user language).
1.43
Gerrit change 1038879
{{#dir}}
{{#dir:language code}}
{{#dir:language code|bcp47}}
{{#dir:en}} → ltr
{{#dir:he}} → rtl
{{#dir:sr-Cyrl|bcp47}} → ltr
The directionality for the given language code , either rtl or ltr. If the optional second argument is bcp47, then the first argument is interpreted as a BCP-47 language tag. If no argument is given, returns the directionality of the target language (for articles, the content language; for messages, the user language).
1.43
Gerrit change 1032542
{{PLURAL:2|is|are}} {{PLURAL:0|is|are}} → are
{{PLURAL:1*1|is|are}} → is
{{PLURAL:21 mod 10|is|are}} → are
{{PLURAL:{{#expr:21 mod 10}}|is|are}} → is
{{PLURAL:1|is|are}} → is
{{PLURAL:2|is|are}} → are
{{PLURAL:-1|is|are}} → is
{{PLURAL:-2|is|are}} → are
{{PLURAL:0.5|is|are}} → are
{{PLURAL:1.5|is|are}} → are
{{PLURAL:-0.5|is|are}} → are
{{PLURAL:-1.5|is|are}} → are
(ロシア語の場合)
{{PLURAL:5|1=Категория|Категории}} → Категории


{{PLURAL:3|страница|страницы|страниц}} → страницы
{{PLURAL:5|страница|страницы|страниц}} → страниц

与えられた言語に適した複数形を出力します。英語の場合、第 1 項の絶対値が 1 と等しい場合は単数形 (第 2 項)が使用され、それ以外の場合は複数形 (第 3 項) が使用されます。 See further documentation on translatewiki.net
一部の言語コード(ab、av、ba、bxr、ce、crh_cyrl、cv、inh、koi、krc、kv、lbe、lez、mhr、mrj、myv、ru、sl、tt_cyrl、tyv、udm、xal) では、3 個の複数形(2014年1月更新)を使用します:
  • 書式 1: 1, 21, 31, 41, 51, 61, 71, 81, 101, 1001, …
  • 書式 2: 0, 5, 6, 7, 8, …, 18, 19, 100, 1000, 10000, 100000, 1000000, …
  • 書式 3: 2, 3, 4, 22, 23, 24, 32, 33, 34, 42, 43, 44, 52, 53, 54, 62, 102, 1002, …
{{GRAMMAR:N|noun}} Outputs the correct inflected form of the given word described by the inflection code after the colon. Grammar transformations are used for inflected languages like Polish. See also $wgGrammarForms , and grammar documentation on translatewiki.net.
1.7
{{GENDER:username|text for every gender}}

{{GENDER:Username|male text|female text|text for unspecified}}
{{GENDER:|male text|female text|text for unspecified}}
{{GENDER:.|male text|female text|text for unspecified}}

(登録利用者の性別に依存) Special:Preferences で設定する性別用のスイッチ。

注意点: 最初の例は基本的に何もしない命令 (ノーオプ)。
注意点: 第3項の引数が無記入で利用者が性別を指定しないとtext if user is maleを返す。
利用者名欄が空白 ({{GENDER:|) のときは現在の利用者を表すものの、(MediaWiki 名前空間の) インターフェース メッセージでのみ使用可能。
利用者名がドット (.) のとき、本ウィキでの初期状態の利用者の性別を表す。

1.15
r46247
{{int:メッセージ名}} {{int:edit}}Edit
(利用者の言語設定に依存; 2ヶ国語を実例で比較: fr • ja)
与えられたinterface(MediaWiki名前空間)メッセージを利用者言語に国際化 (翻訳) する。msgnw など参照読み込みマジックワードについては参照読み込み修飾子の節をご参照。

MediaWiki 1.17以前でキャッシュの一貫性を損なう、あるいは混乱させる可能性があることに注意。詳細はT16404を参照。

{{int:editsectionhint|MediaWiki}} {{int:editsectionhint|MediaWiki}}Edit section: MediaWiki 翻訳にパラメーターも使用できる。
メッセージ内のパラメータの指定方法: $1、$2、$3 など。
editsectionhint のメッセージを例にする: 節の編集: $1
この例では、MediaWiki は $1 を置換する。

参照読み込み修飾子

{{ページ名|省略可能なパラメーター}} を用いると、通常は既定で Template:namespace (名前空間) の設定により、別のページを参照読み込み (トランスクルージョン) します。 以下のマジックワードを用いると、その挙動を操作できます。

その他

関連項目