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Help:Extension:Translate/Translation best practices

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翻訳が必要な文書に対して、常に翻訳者が不足した状態です。ウィキメディア運動にとってボランティアの翻訳者の作業は大きく評価される一方、大部分ではなくとも翻訳者として正規の訓練を受けた人は少数派です。腕の良い翻訳者への道はたくさんの練習を伴うことから、作業の質の向上を本格的に支援するつもりです。ウィキメディアのサイト群における翻訳活動には強い社会的影響が認められ、翻訳者の皆さんには「質問はするが推測しない」態度を貫き、お互いに知恵を出し合うことをお勧めします。また翻訳管理者には質問にすぐに返答すること、新人翻訳者を受け入れることを奨励します。

多言語話者のウィキメディアンはたとえ正規の翻訳教育を受けなくても、特定の分野では優れた翻訳ができる可能性があるものの、専門家レベルに達するには通常、何年も経験が必要です。直接かつ建設的な評価がもらえる査読過程を設けると、翻訳技量の上達を促成することができます。翻訳経験者にも学習機会となり、またたとえ表面的な誤りであっても、他者の目で訳文の確認を受ける利点は常にあります。

千里も道も一歩から始まります。翻訳者とは母語で文章作成ができ、文法規則を注意深く守り、翻訳元言語を相当程度、理解している人を指します。

話者数が少なく、またコンピュータやインターネットの使用が始まったばかりの言語では、文字のつづり方あるいは語彙そのものの共通認識を築く段階かもしれません。その場合でも翻訳者は新しいものを作成する覚悟を求められ – 翻訳はそれまで各言語に持ち込まれたことのない単語や概念を扱うからです。

始めてみよう

取りかかる前に、ご利用の言語で読み書きできるか確認します。既定以外のフォントやキーマップをご使用のコンピュータにインストールする作業を伴う場合があります。

Orient yourself. 翻訳に取り組むきっかけは人それぞれで、趣味なのか、腕を鍛えるため、実績を積むため、あるいは支持する理想に貢献するためかもしれません。翻訳の核となる原則を理解して受け入れ、逐語訳ではなく意味を捉える翻訳を目指しつつ、原文に可能な限り忠実であるべきです。

すでに活動している翻訳コミュニティに参加し、ほかの参加者にご自分の翻訳を査読してもらってはどうでしょうか。翻訳作業中に、言葉のレベルではないマークアップとして変数やウィキテキストが出てきたとします。要は、原文のまま残さなければならないのはどの部分か、それぞれどういう特殊な意味があるか、判別することが肝心です。

メッセージごとの説明文

翻訳原文は簡略すぎて、よい翻訳を書くには情報が足りません。短文ほどその傾向が強く、長さに無関係に当てはまる問題です。翻訳拡張機能にはメッセージごとに、翻訳者に向けてその文脈や追加情報を書き込める欄があります。このメッセージに関する説明文はウィキテキストで書けるため、リンクから画像までなんでも盛り込むことができます。メッセージごとに有効な説明文を執筆するには時間を取られるかもしれませんが、その説明文があるとそれぞれ1分以上、時間を節約できる翻訳者が数百人に達するかもしれないし、翻訳はより質が高くなるとすると、時間を費やす価値があります。

翻訳編集画面に質問する ボタンを設定することができます。翻訳者には気軽に、また翻訳依頼者に直接、訳文の正しさを確認する手段が得られ、最善を尽くした推察 に基づく翻訳作業を回避します。もちろん対象となるサポートページにきちんと担当者を配置する必要があり、質問の回答とメッセージ説明文の更新に当たるのでなければ、翻訳者のやる気を妨げるばかりです。

一貫性

翻訳管理者は用語集を作成し、グループの解説からリンクするなり、翻訳文の説明文に使用するなりご検討ください。複数の翻訳者が共同作業をするとき、まず作業前に用語の共通理解を取り付けること、第二に同じ訳語を使うことが重要です。用語集作成に当たり、訳語を単に並べるのではなく、単語ごとの定義を短く書くと有効です。定義された用語は翻訳者の翻訳により適切に使われ、さらに翻訳原文の一貫性を改善する一助にもなります。

参考資料

Foss 地域化マニュアル – http://www.africanlocalisation.net/foss-localisation-manual
翻訳者向けの入門書として良好、ただし複数の章で述べている地域化ツールはウィキメディアで扱わない。
FOSS 地域化 – b:FOSS Localization
翻訳者向けではないものの、地域化を大局的に論じる。アジアにおける地域化の情報あり。
Sourceforge 地域化マニュアル – http://translate.sourceforge.net/wiki/guide/start
使い勝手は劣るが、役に立つ可能性あり。
WordPress の翻訳作業 – http://codex.wordpress.org/Translating_WordPress
ソフトウェアの WordPress に特化、一般的なアドバイスも掲載
翻訳を前提とした執筆 – http://bookshop.europa.eu/en/writing-for-translation-pbTF3110675/
翻訳マニュアルの小冊子。EU 翻訳センター (CdT) が作成、対象は下部組織。特に長文を想定した内容だが応用範囲は広い。