「ログイン状態を保持」の期間を1年間に延長

2016年8月16日15:00 UTC (日本時間 17日0:00) 頃、ウィキメディアのサイト群でログイン セッションの有効期間が1年間に延長されました。 これはログイン画面のオプション「ログイン状態を保持」を選択した利用者のみに影響します。 現在、このオプションでセッションは30日間のみ保持されます。

「ログイン状態を保持」にチェックを入れていない利用者はこの変更の影響を受けません。 画面の右上端の「ログアウト」ボタンをクリックするか、またはウェブサイトの Cookie を消去すると、期限前にログアウトできます。

質問

この変更の理由は

従来より長いセッションに明示的にオプトインした利用者にとって、期限を従来の30日間より長くすると便利です。 ログインの期間を長くすると、予期せずログアウトした編集者が困る事態を減らせます。 ログインの期間は以前はもっと長かったのですが、数年前、Cookie の扱い方を修正した際に、その修正の一部として30日間に短縮されました。 それ以降、多数の利用者がログインの期間を以前のように延長するよう要望してきました。

ログインに関連がない cookie に影響しますか

いいえ、影響しません。

これが適用されるのはどのウィキですか

ウィキペディア、ウィクショナリー、メタ・ウィキ、MediaWiki.org 他を含むウィキメディア財団の全ウィキ・全言語版でこの変更を適用します。

自分のウィキに「ログイン状態を保持」の期間が表示されている場合、その期間は正確ですか

多くのウィキでは既定のメッセージを使用するため単に「ログイン状態を保持」とだけ表示され、最長期間が含まれていません。 その場合、メッセージは既定値のままです。

あなたのウィキで現在、メッセージ パラメーターを使用している場合は、メッセージに新しい期間が自動的に埋め込まれます。 何も変更する必要はありません。 全てのウィキはMediaWiki:Userlogin-remembermypasswordを編集すると、例えば「ログイン状態を（最長$1{{PLURAL:$1|日|日}}間）保持する」と表示させることができます。 ソフトウェアは自動的に「$1」を正しい期間に置換します。 必要であれば、英語版ウィキペディアの例をご利用のウィキにコピーして翻訳することもできます。

ご利用のウィキのメッセージ・パラメーターに期間がそのまま記述されている場合（例：ログイン状態を1ヵ月間保持というような「$1」パラメーターを含まない）は、パラメーターを使うよう今すぐ変更してください。 パラメーターを使用することで、利用者にこの設定の正確な情報を常に提供することができます。

既存のログイン セッションは直ちに影響を受けますか

既存のセッションは影響を受けません。 利用者がすぐにログアウトさせられることはなく、セッションが延長されることもありません。 「ログイン状態を保持」のチェックボックスにチェックを入れておくと、次回以降のログインの際にこの変更が影響します。

プライバシー・ポリシーに準拠していますか？

はい、法務部門が、この変更についてプライバシー・ポリシーに準拠していることを確認しています。

関連項目

• phab:T68699 - ウィキメディアのウィキにおいて、「私を記憶する」のログインクッキーの有効期間を30日から1年に延長する
• あなたがウィキの管理者であり、この設定を変更したい場合は、Manual:$wgExtendedLoginCookieExpiration および Manual:$wgCookieExpiration を参照してください。