コンテンツ翻訳/節単位の翻訳

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節単位の翻訳とは現行のコンテンツ翻訳の機能の拡充です。 節単位の翻訳を使う利用者は新しい節を翻訳して、ウィキペディアの既存の記事を拡充できます。 それに加え、節単位の翻訳(Section Translation)はフロントエンドのアーキテクチャの革新の恩恵を受け、モバイル機器に対応しています(もちろんデスクトップ機器も対応済み。) この方法なら、従来のコンテンツ翻訳機能ではできなかったけれども、利用者には翻訳の新しいチャンスがやってきます。

節単位の翻訳(スクリーンキャスト

節単位の翻訳は浸透させるイニシアティブ(Boost initiative)の中心プロジェクトであり、元の構想は翻訳機能の普及を目指し、より多くのコミュニティの発展を支えようとするものです。 プロジェクトが注力するウィキの詳細情報は、以下をご覧ください。

サンプルとなるシナリオを示した文書では、翻訳による投稿に新しい方法を取り入れると、コンテンツがウィキ間でもっと円滑に流用される手助けができるという

どうかこのイニシアチブに関するご意見ご感想ほか、ご自由にトークページに投稿してください。 翻訳を介して皆さんのコミュニティ発展をどう 援助できるか、ご意見ご提案をお待ちしています。 詳細と更新情報は以下のとおりです。

ツールの試用

節単位の翻訳は、テストサーバーおよび複数の言語版のウィキペディアで利用可能です。

そのまま使う

節単位の翻訳は適切にurlを定義し、事前に選択しておいた他の記事や見出しに直にリンクさせてから翻訳作業に取りかかれます。 外部ツールとの統合を円滑に進める便利な方法です。 一例として、月(天体)の記事を翻訳しようとリンクを張ったり、同じ記事の見出し "Legal status"に絞り込んだりできます。

エントリー ポイント

モバイル版では、節単位の翻訳をウィキペディアの言語選択機能に組み込みました。 特定の記事がまだ訳出されていない言語版を探し、翻訳記事を作成。 この機能を使うには、それぞれの言語版で節単位の翻訳を有効にしてあることが前提です(対象の言語版は次第に増える見込み。)

 
Section translation mobile editor
 
デスクトップ版とモバイル版で見出し単位の翻訳を使って、既存の記事拡張をサポートするか、初期の発想
 
最初に始める翻訳(一次翻訳)の節単位の翻訳
 
各種仕様
 
節単位の翻訳の使い心地(ベンガリー語版)- 報告書の最終版

目標と影響範囲

2019年11月開催の言語ショーケースで、「ブーストプロジェクト」を発表、ジャワ語版ウィキペディアのコミュニティから寄せられたコンテンツ翻訳への反応(※Boost project )

これらの、プロジェクトの項目の主な目標と測定指標は:

  • 翻訳者層を育成。 時間が経っても翻訳を続けたり、新規の翻訳者募集を補佐したいと考える利用者で、翻訳がしたいと思う人をもっと増やすこと(使う機器はさまざま)。
    • 指標:1ヵ月以内に2番目の翻訳を完了する新規編集者の割合を増やすこと。
  • 既存のコンテンツを拡張。 対象になるトピックを増やし、その深さ(それぞれに含まれる情報)を拡大すること。
    • 指標:選択したウィキ群で1週間単位の翻訳を2倍にすること(新規記事を作るもしくは既存の記事を拡張すること)。

浸透させるイニシアティブ:翻訳はコミュニティの成長の芽を伸ばす

コンテンツ翻訳 が翻訳の過程を補佐し成果を上げたウィキペディアはたくさんあります。 その波及効果として新規記事が千件の単位で立項されるのを助け、同時に 良質な翻訳記事の生成をうながしました。

私たちは翻訳を使うことによって成長する可能性を秘めたウィキペディアに焦点を当てたいのです 見出し単位の翻訳やその他の取り組みについて調査し、翻訳作業全般をもっと見える化すること、つまりコンテンツ翻訳を既定で使えるようにする(ベータ版から離脱)すると、前述の特定のウィキ群を巻き込み、そのニーズに注目します。

この取り組みはより長期のビジョンとしてウィキ間のコンテンツ普及対応の一部であり、「参加をグローバルに伸ばし、振興のマーケットに着目」しつつ「全世界の読者層」を増やしていくというウィキメディア財団の計画に沿っています。

注力するコミュニティ

対象のウィキペディアは記事の総量が100K件未満に絞り込み、その規模では活発な編集活動が進み(積極的な編集者が70名超)で、これまで翻訳はほとんど扱っていないところにしました(月間100件以下。)

上記の条件に従い、まず初期は次のウィキペディアを対象に選びました。 マラヤラム語版ベンガリー語版タガログ語版ジャワ語版アルバニア語版モンゴル語版

当プロジェクトの評判が広がった段階で、他のコミュニティからも関心が寄せられ、そちらでもなんらかの取り組みが始まろうとしています。 左記のウィキペディアは中央ビコール語版アラビア語版です。

その他の考慮事項

対象のウィキ類は規模が小さく、提案した改善策によって発展が望めるコミュニティの中では大多数を占めます。 対象に選ぶグループが小さければ、より集中力を出して緊密に協働できます。 しかしながら、この改善により期待されるのは、さらに多くのウィキが恩恵を受けることなので、どのウィキの利用者も参加を歓迎します。

フィードバックをどうぞ

フィードバックを提供するには協議ページに投稿してください。 翻訳、特に節単位の翻訳ツールを利用してコミュニティ発展をどう補助できるか、ぜひアイデアを聞かせてください。

Phabricator でプロジェクトをチェック、各種のタスクの進捗状況を確かめたり個別にコメントをお願いします。

研究

 
節単位の翻訳に関する 設計調査の報告

当言語チームでは他のウィキでどんな言語関連のニーズがあるのか、調査して理解を深めようとしています。 この調査はそのほかに設計段階も支援しようと、既存の記事の拡張をめぐるさまざまな発想や、モバイル機器を使った寄稿活動を評価しています。

  • 節単位の翻訳と調査節単位の翻訳の設計調査プロジェクトでは小規模ウィキ2件で、モバイル版の現状の試用版を評価にかけました。 当プロジェクトの評価対象は初期段階の試作版(プロトタイプ)だけではなく、試験の各ラウンド後に発生した複数の設計変更を追ってきました。 あわせて当プロジェクトでは設計の探索に関連して、節単位の翻訳をめぐる批判的な予測を中心にすえた聞き取り調査のデータ集計という補佐を担当、その着目点にはモバイル版の役割と、翻訳原文の有効な単位となる記事の節の位置取りの繋がりも含めました。
  • 使い心地試験と節単位の翻訳使い心地試験と節単位の翻訳(ベンガリー語語版)プロジェクトでは、節単位の翻訳機能を使って初めて編集をしたという人の経験に着目、対象はベンガリー語版ウィキペディア。(※=The Section Translation Usability Testing。)
  • エントリポイント設計の調査と節単位の翻訳エントリポイント設計の調査と節単位の翻訳では、経験を積んだ利用者も初学者も翻訳のチャンスに気づくように、特にモバイル版に焦点を当てました。("※"= Entry Points Design Research project。)
  • 節単位の翻訳の改訂後の試験 — ツールの改善を重ねて使用可能な言語版が増え、タイ語版も加わった段階で、節単位の翻訳の改訂後の試験(タイ言語版)というプロジェクトで使い心地の試験を実施しました。(※=The Section Translation Post-Improvements Testing。)
  • 節単位の翻訳を対象にフィードバック収集アンケートのフィードバック収集は、節単位の翻訳機能を実際に使った利用者の体験から得る学びが目的で、対象は2022年のベンガリー語版ウィキペディアの品質向上編集大会の期間に合わせました。("※"=Bengali Wikipedia article quality improvement competition in 2022。)

統合ダッシュボード

統合ダッシュボードではコンテンツ翻訳ツールがデスクトップ版でもモバイル版でも、すべての利用者に一貫した体験を提供します。 この改良版ダッシュボードには、見出し単位翻訳の体験版を組み込んであり、モバイル版利用者は見出しごとに1件ずつ翻訳して記事をすばやく拡張できます。またデスクトップ体験も組み込まれ、記事全体を翻訳するのに役立ちます。

デスクトップ版の統合ダッシュボードで、利用者ができること:

  • 特定の記事の新しい段落を翻訳。
  • Discover and access topic-based article suggestion filters; available only for mobile device user.
  • Discover and access Community-defined lists filter, also known as “Collections”, from wiki-projects and campaigns; available only for mobile device user.

更新状況

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  • After the publication of a proposal for translatable modules, we evaluated the implementation efforts required and developed a plan.
  • Sent recruitment messages and communicated with possible participants to try to identify additional test users who match criteria our criteria (general level of experience with CX, language pairs supported by Apertium, openness to testing on mobile).

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