Reading/Web/Desktop Improvements/よくある質問
2022年版ベクターの無効・有効の切り替え方
どうすれば自分に対してだけ、ひとつまたはすべてのウィキメディアのウィキ群で無効化または有効化できますか?
まず初めに、ログインしていることを確認してください。ログアウトしている利用者は外装を変更することができません。
ひとつのウィキ | 全ウィキ | |
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無効化 |
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有効化 |
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-
設定により、レガシーベクター(今回の改訂を行う前の外装)の有効・無効を切り替える方法
-
左側のサイドバーに無効にするボタンを表示
-
オプトアウトボタンの詳細
以下も参照:
ログアウトした利用者が切り替えのリンクを利用できないのはなぜ?
これはサーバーの能力に限界があるためです。ログアウトした利用者はインターフェースをパーソナライズすることができるブラウザの拡張機能を利用するか、アカウントを作成してください。
以下も参照:
自分がいつも使うウィキで2022年版ベクターを全員の既定にするにはどうすればいいですか?
ご連絡ください。コミュニティにプロジェクトを提示し、議論を開始します。
自分自身の/個人的なウィキで有効にするにはどうすればよいですか?
変更を見たければ、
- MediaWiki 1.39 をダウンロードしていることを確かめてください
- 以下の行を自分のLocalSettings.php に追加してください:
$wgDefaultSkin = 'vector-2022';
これら改善がお役に立ったようなら、何よりです!
2022年版ベクターをカスタマイズするには?
機能の別バージョンを選択する個人設定を提供してはどうですか?
それは保守と開発があまりにも複雑になってしまいます。
各個人設定は利用者がオプション間の選択をすることができる十字路のようなものです。 多くの選択肢は多くの組み合わせを示します。 個人設定はすべての組み合わせを可能にします。 それらを保守して、さらには、新しい機能を構築した場合にはそれぞれの機能の組み合わせに互換性があるか確認することが必要になります。そのような余裕はありません。
その代わりに、コミュニティがガジェット、利用者スクリプト、および個別の設定を作成するオプションを提供しています。 通常通り、ボトムアップの創作の場を提供し、技術的な利用者が自分のコードを保守するのを支援します。
以下も参照:
なぜ匿名利用者には個人設定がないのですか?
匿名個人設定はページの読み込みをあまりにも遅くしてしまうでしょう。
ほとんどのトラフィックはログアウトした利用者によるものです。 それを処理するために、ウェブページの「スナップショット」を保存および送信するだけの「キャッシングサーバー」がいくつかあります。 これらの「スナップショット」は7日経過するまで、ウェブページ生成の代替となり、すべてのログアウトした利用者に対して同一です。 これによってページを素早く提供することができます。
個人設定は異なるバージョンのウェブページを生成する必要があります。 ログアウトした利用者に対してこれを可能にすると、サーバーに過剰な負荷がかかります。 キャッシュの断片化を減らす必要があるというのも、そうしたくない理由です。
現在ログアウトした利用者に対して個人設定を提供することが可能な唯一の方法は、ページを読み込んだ後に常に設定をすることです。 これは読み込みにはるかに多くの時間がかかり、奇妙に見えます。 例えば、ログアウトした利用者が操作をダークモードで見ようとした場合、各ページを読み込んだ直後に、ライトインターフェースが一瞬見えてから、インターフェースがダークになります。
文脈として、ログインした利用者に対して個人設定がある唯一の理由は、ログインした利用者に「スナップショット」を提供していないからです。 そしてこれはログインした利用者によるトラフィックが小さいからです。
以下も参照:
- どのようにしてシンガポールの新しいデータセンター世界中からWikipediaにアクセスする人々を助けていますか
- DreaMeRSの構築:フランスにデータセンターを開設した経緯と理由
- パフォーマンスが重要な理由
特定のツールや機能を必要とする編集者のために何をしますか?
- 後方互換性を確実にするために技術的スキルのあるボランティアに連絡します。 自分が書いたコードを確認するように依頼し、コードを変更する必要があれば、手伝いを申し出ます。
- 変更の構成やパーソナライズを可能にします。 新しいガジェットや利用者スクリプトを作成したい技術的スキルのあるボランティアに喜んで協力します。
- 技術的スキルのあるボランティアの作業を代わりません。 原則として、テンプレートを編集したり新しいガジェットを作成したりしませんが、必要なときに助言することはできます。
変更によって動作しなくなったガジェットを修復してもらえますか?
場合によります。
ボランティアがガジェットや利用者スクリプトを修正するのを手伝います。 ときには、私たち自身が修正します。 しかし一般的には、私たちはMediaWiki自体に取り組んでいます。 ガジェットや利用者スクリプトはボランティアによって書かれ保守されています。 元来、これらは常に不安定で予測しにくいものです。
スクリプトやガジェットの問題を修正する方法がわからない場合 – ご連絡ください! 可能性のある修正についての助言に最善を尽くします。
以下も参照:
- メタウィキのTech – ここでも技術的支援を依頼できます
- User:Jdlrobson/Extension:Gadget/Policy – ガジェットと利用者スクリプトに関する役割と責任について提案された方針
2022年版ベクターをカスタマイズするにはどのCSSクラスを使うべき?
skin-vector
は両方の外装についてskin-vector-legacy
はレガシー版ベクターについてskin-vector-2022
は2022年版ベクターについて
画面幅を最大に戻すには?
ひとつのウィキ | 全ウィキ |
---|---|
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ページの端のスペースをさらに活用するためには次のCSSコードをあなたのglobal.cssに追加してください。
.mw-page-container {
padding-left: 2.25em;
padding-right: 1.25em;
}
#siteNotice {
margin:0
}
以下も参照:
固定型の要素を無効にするには?
以下のCSSコードを自分のglobal.cssに追加してください:
- ヘッダー - を追加
.vector-sticky-header {display:none;}
- 目次 - を追加。
.sidebar-toc {position: static;}
インラインの目次に戻す方法
以下のJavaScriptコードを使用してください:
document.querySelector('meta[property="mw:PageProp/toc"]').replaceWith(
$('#vector-toc, .mw-table-of-contents-container')
.removeClass('mw-sticky-header-element' ).removeClass( 'vector-toc.vector-pinnable-element' ).removeAttr('id')
.removeClass('mw-table-of-contents-container')[0].querySelector( 'ul' ).cloneNode( true )
)
$('#vector-toc-pinned-container,#vector-page-titlebar-toc,#vector-sticky-header-toc').remove();
Note, the table of contents will not look like the old table of contents. Additional CSS will be required for that, if necessary.
目次の節番号を元に戻す方法
次のCSSコードの内容をあなたのglobal.cssに追加してください:
メインページの最上部に、言語リンクのボタンを表示させるには?
- 自分のコミュニティに依頼して、メインページの見出しを設定する合意を得てください。 (これが良いアイデアである理由の説明を参照してください。)
- 見出しは2010年版ベクター、Minerva(ミネルバ)、 Timeless(タイムレス)、および2022年版ベクターで表示されます。 モノブックでは表示されません。
- 見出しはログインした利用者のためのMediaWiki:Mainpage-title-loggedinおよびログアウトした利用者のためのMediaWiki:Mainpage-titleを編集することによって設定することができます。 モバイルのログアウトした利用者に対しては、MediaWiki:wikimedia-mobile-mainpage-title-loggedinが使用されます。 メインページの見出し設定に関する詳細を参照してください。
- URLに
?vectorlanguageinmainpageheader=1
パラメータを追加することによって、メインページがどのように見えるかおよび上部のボタンの動作をテストしてください。 アイスランド語版ウィキペディアの例を参照してください。 アイスランド語版ウィキペディアは見出しを設定していないので、ボタンのみが表示されることに注意してください。
- 私たちに連絡して、ボタンを上部に移動させるよう依頼してください。
- 私たちがあなたのウィキの設定を変更します。
- これを行うと、2022年版ベクターでボタンがページの上部に表示されるようになります。 その他の外装では、言語の一覧は外装によって様々な標準の場所に表示されます。
以前の利用者メニューに戻すには?
現在は不可能です。
ロゴを仮のロゴに変えるには?
2022年版ベクターのロゴは3つの要素で構成され、それぞれCSSで独立して変更することができます。
- アイコン画像(つまり、ウィキペディアの地球儀)を変更するには:
.mw-logo-icon { content: url("INSERT NEW IMAGE URL HERE") };
- ワードマーク(つまり、「ウィキペディア」という単語)を変更するには:
.mw-logo-wordmark { content: url("INSERT NEW IMAGE URL HERE") };
- タグライン(つまり、「フリー百科事典」という語)を変更するには:
.mw-logo-tagline { content: url("INSERT NEW IMAGE URL HERE") };
お問い合わせ
チームに連絡するには?
以下の選択肢のひとつを選んでください:
- プロジェクトのメインページのトークページ(いかなる言語でもお書きいただけます)
- デスクトップ改善プロジェクトのタグがあるPhabricatorタスク
- コミュニティ関与専門職と連絡をとる:SGrabarczuk (WMF) sgrabarczuk wikimedia.org
- 大使のひとりに連絡する:
- フランス語およびイタリア語の大使:Patafisik (WMF) patafisik-ctr wikimedia.org
- スペイン語の大使:Zapipedia (WMF) izapico-ctr wikimedia.org
- ベトナム語の大使:Bluetpp (WMF) ppham-ctr wikimedia.org
- ペルシア語の大使:Mehran (WMF) mehran wikimedia.org
今後の動向を追跡する方法は?
- ニュースレターを購読してください。 自分のトークページ上のメッセージの代わりに、更新に関する通知を受け取ることになるでしょう。
- 更新およびウェブで協議のページをウォッチしてください。
オンライン会議を主催したり参加したりしていますか?
はい!
オープンなオンラインミーティングをコミュニティのために開催しています(オフィスアワー)。 これらのミーティングでは、Olga (私たちのプロダクトマネージャー)が最近の開発に関してプレゼンテーションを行います。 次に、コミュニティのメンバーがプロジェクトに関する質問を何でもすることができます。
あらゆるコミュニティのオンラインのイベントへの招待も受け付けています。 ローカル、全国的、あるいは国際的なミーティングでも構いません。
2022年版ベクターおよびデスクトップの改善とは?
これは再設計ですか?
いいえ。
再設計はサイトの動作方法に影響を与える単一の大きな変更となります。 このプロジェクトの場合、一連の個別の変更を行いました。 それぞれの機能は分離した小さなプロジェクトでした。 最後に、これらの機能をまとまりのある視覚設計によって、つなぎ合わせました。
このプロジェクトのタイムラインは?
2019年から2022年版ベクター(元々は「モダンベクター」として知られていた)に取り組んできました。 2020年初めから2022年中頃の間に、「早期導入」ウィキで異なる機能を構築および公開していました。 (質問への回答については、後述のポイント2–4でお読みいただけます。)
その部分を完了しました。 2022年版ベクターはもはや「ベータ」ではありません。 現在、2022年版ベクターをより多くのウィキに導入する意向についてお知らせしています。 2023年3月末までに、ウィキメディアのほとんどのウィキで2022年版ベクターが既定の外装になることを期待しています。
改善という単語を使う理由は?
変更がより良い方向に向かっていることを示すデータがあるからです:
- 調査を通じて読者と編集者の両方で問題を明らかにしました。 2019年、このフェーズの間に、人々がサイトを使う方法を研究し、最も大きな使いやすさの問題を明らかにしました。 サイトをさらに探索して、読むことや編集することにもっと没頭するための問題も明らかにしました。 複数の国、場所、および言語にわたり、読者と編集者にインタビューすることによってこれを行いました。 参照:調査と設計:フェーズ1、調査と設計:フェーズ2。
- 試作品を構築し、テストしました。 それぞれの機能のアイデアを構築し、利用者に示し始めました。 それぞれの機能は、インタビューとより広い試作品テストの繰り返しを通じて、読者と編集者でテストされました。 編集者でのテストには、セントラルノーティスのバナーが使われました。 幅広く多様な利用者層が得られるように、複数の言語およびウィキメディアプロジェクトにわたりそれらを表示しました。 それぞれの試作品は平均でおよそ200人の編集者によってテストされました。 (例)
- 機能を洗練し、構築しました。 試作品テストからフィードバックを受け取り、それに応じて試作品を洗練または変更しました。 場合によっては、正しい決定をしていることを確かめるために追加のフィードバックを依頼しました。
- 様々なウィキに連絡して、早期導入者(「パイロットウィキ」)に加入するよう依頼しました。 これは「ベータ」フェーズでした。 これらのウィキで、それぞれの機能が期待した通りに動作するかについて定量的なテストを実施しました。
- ログインした利用者について、A/Bテストを実施しました。 残念ながら、ログアウトした利用者について実施することはできていません。 これが前と後を比較する理由です。
- テスト結果が出たとき、結果をあらかじめ定義してあった成功の基準と比較しました。 テストから否定的な結果を得たときは、機能を変更し再テストしました。
- このフェーズ以降、多くのアカウント保持者が既に2022年版ベクターを使用していたすべてのウィキにわたる使用も監視しました。
以下も参照:
- 百科事典記事:Iterative and incremental development(反復型開発)
- A blog post: The iterative design of the Vector interface: the case of moving interlingual links
どのウィキでこれらの変更をテストしましたか?
2022年版ベクターをテストしていたパイロットウィキは:
ラテン文字のウィキペディア群 | 非ラテン文字のウィキ群 | 姉妹プロジェクト群 | |
---|---|---|---|
アラビア語版ウィキソース | はい | はい | |
Moroccan Arabic Wikipedia | はい | ||
ベンガル語版ウィキペディア | はい | ||
カタロニア語版ウィキペディア | はい | ||
ドイツ語版ウィキボヤージュ | はい | ||
バスク語版ウィキペディア | はい | ||
ペルシア語版ウィキペディア | はい | ||
フランス語版ウィキペディア | はい | ||
フランス語版ウィキクォート | はい | ||
フランス語版ウィクショナリー | はい | ||
インドネシア語版ウィキペディア | はい | ||
ヘブライ語版ウィキペディア | はい | ||
韓国語版ウィキペディア | はい | ||
ポーランド語版ウィキニュース | はい | ||
ポーランド語版ウィキソース | はい | ||
ポルトガル語版ウィキニュース | はい | ||
ポルトガル語版ウィキペディア | はい | ||
ポルトガル語版ウィキバーシティ | はい | ||
セルビア語版ウィキペディア | はい | はい | |
タイ語版ウィキペディア | はい | ||
トルコ語版ウィキペディア | はい | ||
ヴェネト語版ウィキペディア | はい | ||
ベトナム語版ウィキブックス | はい | ||
ベトナム語版ウィキペディア | はい |
上記のほか:
- Office Wiki(事務局ウィキ)
- ウィキメディア・インキュベータ
- MediaWiki ウィキ
- ウィキメディア財団組織統治ウィキ
- 共同作業ウィキ
- 運動戦略ウィキ
なぜこの名前を使うのですか:2022年版ベクターとレガシーベクター?
新しい外装は元々のベクター外装から多くのアイデアを継承しています。 ベクター外装が使うコードを使って構築されています。 機能的、視覚的な連続性を維持したかったのです。 レガシーベクターを意図して構築されたすべてのものは、変更と共にうまく動作しているか、そうなるようにかなり簡単に設定することができるはずです。
2010年に構築され、2019年まで開発されたバージョンは凍結されました。 言い換えれば、維持と保守はしますが、新しい機能は構築しないということです。
2022年版ベクターという名前を純粋に技術的な理由によって使います。 この名前は新しいベクターがサードパーティーウィキで新しい外装として利用可能になったときの目印になります。 (サードパーティーはMediaWikiをインストールするものを意味します)。
それぞれのウィキで、外装の名前はMediaWiki:Skinname-vector-2022を変更することによってオーバーライドすることができます。 しかしながら、これはサイトと利用者のスタイルに対する関連付けられた外装キーを変更しないので、混乱を引き起こすかもしれません。
以下も参照:
レガシーベクターをなくす予定ですか?
いいえ。
モノブックのような、過去に既定であった他の外装と同じように、レガシーベクターは個人設定の選択肢として引き続き利用可能となる予定です。
ターゲット層
これらの変更は編集者ではなく、読者のために行われましたか?
ちょっと違います。
私たちのチーム(ウェブ)は、デスクトップおよびモバイルのブラウザで読む(閲覧する)体験に取り組みます。 閲覧と編集の両方をする人、および閲覧するけれど編集しない人は、インターフェース利用者のひとつの大きなグループです。 その全員のために、新規編集者および上級編集者には個別のニーズがあることを心に留めて取り組みます。
このプロジェクトの目標は、編集をより難しくすることなく、デスクトップで読む体験を改善することです。
とはいえ、運動戦略の勧告は包括的なやり方でユーザーエクスペリエンスを改善することを要請しています。 この精神で、プロジェクトは将来的に公平に成長するフリーな知識を保証することを具体的な目標とします。 構築するとき、様々な人口統計学的、地理学的属性の読者層からの声を集めるようにしました。 取り組もうとしていることを決め、あるアイデアがニーズを満たすことができるか評価するとき、それらの意見に焦点を当てたいとも考えていました。
以下も参照:
財団が編集者のために構築しているのはどんなツールですか?
財団には、編集者に特化したプロジェクトに取り組んでいる他のチームがあります。 それらの中には、以下のようなものがあります:
- コミュニティ技術 – コミュニティ要望調査の期間にコミュニティによって選ばれたプロジェクトに取り組んでいる
- Editing – 議論ツールに取り組んでいる
- Growth – 新規参加者の体験に取り組んでいるプロジェクト
- Moderator Tools – focusing on the moderation needs of medium-sized Wikimedia projects
- Anti-Harassment Tools – working on tools for administrators, anti-vandalism patrollers
この変更は編集統計に否定的な影響がありますか?
いいえ。
すべてのウィキで編集活動の統計を収集しています。 レガシーベクター(2010年版)が既定であるウィキと比較して、2022年版ベクターが既定であるウィキで、否定的な差はありません。
この変更によってウィキのコミュニティ側を探索するのがもっと難しくなるでしょうか?
いいえ。
多数のリンク、オプション、およびウィキメディアプロジェクトの編集(言い換えれば、コミュニティ)の側を探索する方法によって、読者および新規編集者は臆してしまいます。 これは調査による発見です。
より多くの利用者にコミュニティに参加してもらいたいです。 隠れていないリンクの数を制限し、最も関連のあるものにさらに焦点を当てることによって、これを行います。 これはすべてGrowthおよびEditingチームと共同で行われます。
以下も参照:
ウィキペディアの記事に焦点を当てていますか?
はい。
ウィキペディアの記事は、全体として、他の名前空間や他のあらゆるプロジェクトと比較して、閲覧者数と読者数の大部分を占めています。 他の名前空間のページや特別ページも調整しています。 特別な調整と設定を行ったページには以下が含まれます:メインページ、一部の姉妹プロジェクト専用のページ、特別ページ、2010年版ウィキテキストエディター、2017年版ウィキテキストエディター、およびビジュアルエディター。
また、Editingチームがトークページに対して行っている作業が私たちの作業と合っていて、トークページに対する特別な構成が配置されていることを確かめるために協力しました。
姉妹プロジェクトに気を配りましたか?
はい!
インターフェースの基本的な要素を変更することを目指しています。 たいていの機能はウィキペディアを改善するのと同じように姉妹プロジェクトでも動作します。 プロジェクトの開始から姉妹プロジェクトに対するテストと構築を行うようにしてきました。 必要なときには今でも既定の機能を調整しています。
フランス語版ウィクショナリーのような、ウィキペディアでないプロジェクトも2020年以降パートナーコミュニティの一部でした。 それらから直接コミュニケーションとフィードバックがあることを確かめました。
調整については、例えば、ウィキソースでは、制限された幅はProofread Page 拡張機能によって提供されるPage名前空間には適用されません。
英語版ウィキペディアに焦点を当てていますか?
いいえ。
様々なコミュニティのニーズを考慮に入れ、30+言語にわたり変更をテストしています。 様々なウィキ、例えば朝鮮語版およびベトナム語版ウィキペディアで構築されたインターフェースとガジェットからもひらめきを得ました。
変更が私のウィキでうまくいくことを確かめるために何をしますか?
- 私たちが行った調査はすべてのウィキに関連し、多くの異なる言語およびプロジェクトからの声が含まれています。
- コミュニティからフィードバックを集めて取り入れます。ほとんどの問題はすべてのウィキに関連します。
- 変更を姉妹プロジェクトに適合させる方法 – 「姉妹プロジェクトに気を配りましたか?」へ
- ガジェットへのアプローチについて – 「特定のツールや機能を必要とする編集者のために何をしますか?」へ
変更が中途半端でないことを確かめるために何をしますか?
個々のコミュニティのニーズに及んでいることを確かめるために、ウィキに変更を導入する前と後の両方で微調整を行います。 さらなる調整およびガジェットによって自分のコミュニティに利益があるだろうと考えるならば、以下を参照してください:
これらの変更をすべてのウィキで行った後、デスクトップの改善に関するプロジェクトに取り組む予定です。
アクセシビリティ
変更は障害のある利用者についてテストされていますか?
はい。 American Foundation for the Blind(アメリカ視覚障害者財団)と協力しています。 2022年版ベクターのアクセシビリティに関する様々な質問をしています。 詳細は Phabricator をご参照ください。
遅いインターネット接続の利用者にとってウィキがアクセスしにくくなりますか?
いいえ。
新しい外装をレガシーベクターと同じようなコードの重さに保ちたいと考えています。
以下も参照:
モバイル、大きなスクリーン、レスポンシブネス
変更はモバイル設計からひらめきを得ましたか?
いいえ。
これらの変更はデスクトップインターフェースに特化して作成されています。 このプロジェクトに対して行われたすべての調査とテストはデスクトップ利用者にのみ焦点を当てています。 しかしながら、デスクトップでより狭いスクリーンを使っている人々(例えば、ふたつのタブを並べて開いている場合)の体験を考慮しました。
今のところ、デスクトップとモバイルの体験を統合する計画はありません。
新しいインターフェースはレスポンシブになる予定ですか?
その目標に向けて取り組んでいますが、プロジェクトの公式な目標ではありません。
今すぐにインターフェイスをレスポンシブにしたい場合、かつウィキメディアのウィキ群を使用している場合は、以下を global.js に追加してください:
if
( mw.config.get("skin") === "vector")
{
document.head.innerHTML += '<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=0.77, maximum-scale=1.0, user-scalable=0">';
}
これを自分のコミュニティの既定にしたい場合は、自分のウィキで対話を開始して、合意が形成されたらご連絡ください。 そうすれば変更することができます。
高解像度のための専用設定を構築する予定ですか?
今のところ、専用の設定を構築する計画はありません。 すべての解像度で必要なツールを提供するものの、大多数の利用者に対して体験を最適化したいと考えています。 新しい外装の現在のバージョンはこれがうまくいっていると信じています。 とはいえ、個人的なカスタマイズは奨励します!
以下も参照:
なぜコンテンツの幅が制限されていますか?
なぜコンテンツに使われる領域を空のスペースに置き換えたのですか?
プロジェクトを利用するほとんどの人々にとっては読む効率が極めて重要です。 ここでの目標はコンテンツの可読性を改善することです。 それに影響するいくつかの因子があります。すなわち、フォントサイズ、コントラスト、フォント、線幅、および空のスペースです。
- より短い行
- 短い行を読むとき、読者は目をあまり動かさず、目の筋肉をあまり激しく使わず、したがって目の疲れが避けられます。
- 段落を狭くすることによって、読者は新しい情報をより良く記憶できるようになります。
- ウェブサイトでは、各行は35文字から100文字までにすべきです。 数字は小さい方の端に近い方が好ましいです。
- 圧倒的な数の主要なウェブサイトで、コンテンツの幅に似たような制限があります。 例えば:ネイチャーのような学術雑誌、ニューヨークタイムズのようなニュースウェブサイト、国際連合のような政府および政府間のウェブサイト、LaTeXのような学術文書、およびGoogle DocsおよびEtherpadのようなワードプロセッサです。
- 空の(白い)スペース
- 空白は目を休める場所として利用されます。 60歳を超える読者がコンテンツに集中する助けになり、コンテンツの理解力が20%向上します。[1]
- 人々はサイドバーやその他の要素に気を散らすことなく、より簡単に集中することができます。
- このスペースの一部を他の機能のために使っています。 サイドバーを固定し、目次をコンテンツの隣に置きました。 また、コンテンツの領域を制限することで、さらに遠い将来のために新しい選択肢が与えられます。 コミュニティのメンバーはinfobox、画像、あるいは脚注をそこに置くことを提案しました。 分離したプロジェクトとして、このスペースの利用方法を検討する予定です。
以下も参照:
なぜ読者がブラウザの幅を狭めることに委ねられないのでしょうか?
ほとんどの利用者はブラウザのウィンドウのサイズを変えたり、ウェブサイトの見た目のデザインを改善するブラウザのプラグインを使ったりしません。 ウィキは基本形態で直ちに良い見た目であるべきです。
一部の表やテンプレートが制限された幅に適合しません
すべての訪問者に適応させるために、すべてのコンテンツを可能な限りレスポンシブにすべきです。 大きな割合を占める利用者は、大きなスクリーンを持っておらずノートパソコンからウィキペディアにアクセスしていますが、変更の前でさえ既に表やテンプレートに問題を抱えていました。
なぜ単に設定にしないのですか?
それを既定にしたいです。 私たちは編集者と読者の間で共有される普遍的な体験を構築しています。 これは編集者がページのレイアウトを決めるときに役立つでしょう。 現在のところ、編集者は1500pxの幅でページを編集しているかもしれませんが、読者は1200pxの幅で読みます。 制限された幅を実装することによって、この相違を取り除くことにはなりませんが(狭いスクリーンの人々にとって、最大幅以下の変動がまだあるからです)、変動の幅を大きく制限することにはなります。
なぜ言語リンクの一覧を変更したのですか?
なぜ言語リンクの一覧をサイドバーに留めることができなかったのですか?
読者の観点からすると、サイドバーは有用なリンクを置く場所ではないからです。 たいていの読者はコンテンツの領域に焦点を当てています。 サイドバーにあるリンクは実質的に視界から隠されています。
また、ウィキペディアプロジェクトの様々な言語版を宣伝する必要があります。
15年以上、一覧はサイドバーに表示されていました。 たいていのアクティブな利用者は一覧を探す場所を体で覚えています。 これがサイドバーに、言語ボタンが新しい場所に表示されているという情報のボックスを置いた理由です。
ウィキデータのリンクは言語リンクの一覧のもっと近くになる予定ですか?
はい。
「言語間リンクを追加する」、「言語間リンクを編集」、および「ウィキデータ項目」は最終的には言語切り替えボタンによって起動するメニュー(「言語メニュー」)の一部となる予定です。 これは言語エンジニアリングチームのタスクです。
間違って言語ボタンの近くに表示されている座標を修正する方法は?
推奨されるオプション | 別のオプション(非推奨) |
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|
MediaWiki:Common.cssで絶対位置を使ってください、例えば: .skin-vector.skin-vector-legacy #coordinates { top: 0px; }
.skin-vector #coordinates { top: -20px; }
|
For those who prefer a working example, details on how this was fixed for English Wikipedia can be found here: https://phabricator.wikimedia.org/T281974#8869238.
ページ状態インジケーターを使用しているページ、バナーやサイト通知があるページ、およびより低い解像度でのページの見た目を考慮してください。
なぜメインページの上部に言語リンクのボタンが表示されないのですか?
読者がコンテンツページに焦点を当て、サイドバーを無視していることを発見しました。 ページの上部、見出しの隣に言語リンクのボタンが表示されれば、もっと言語を切り替えるようになりそうです。
多くのウィキで、メインページの見出しは隠されています。 このため、その隣に言語リンクのボタンが表示されません。 代わりに、メインページの下部にあります。 ですが、上部に表示するようにすることは可能です。
以下も参照:
なぜ目次を変更したのですか?
モバイル機器で、あるいはブラウザのサイズを変更したときに目次がうまく動作しないのはなぜですか?
モバイルおよびサイズを変更したブラウザの利用者が、ページトラフィックに占める割合は小さいです。 このため、まずは利用者の大多数のための機能を構築することを選択します。 狭いスクリーンのために、目次をページのどこからでもアクセスできる固定のインターフェース要素として利用可能にすることを計画しています。
モバイル機器に表示されるものはブラウザのサイズを変更したときに見えるものとは異なることに注意してください。 モバイル機器では、現在のところサイトはデスクトップサイトの縮小版として提示されています。
なぜ編集を完了したときに表示されないのですか?
その機能はまだ開発中です (T307251)。 これは2022年版ベクターをより多くのウィキで既定にする前に修正される予定です。
ページの上部を示すラベル(「ページ先頭」)を変えることは可能ですか?
はい。
このラベルはコンテンツの見出しとは区別されるべきです。 そうするために、異なる文字(例えば、ラテン文字と日本語の文字)で書かれたウィキや異なるウィキメディアプロジェクト(ウィキペディアとウィクショナリー)は異なる語および/または約物をこのラベルで使う必要があるかもしれません。 それぞれのコミュニティが、それぞれのためだけのラベルを設定することが可能です。 これはページMediaWiki:Vector-toc-beginningを編集することによって可能です。
どうすれば旧来の目次と新しい目次を共存させることができますか?
これは不可能です。
新しいサイドバーの位置に加えて、意図的に旧来の目次を追加していません。 トレードオフです。 コードの保守に関わる作業を減らし、サイトの動作を可能な限り良好に保つためにそのようにしました。 旧来の目次を新しい目次に加えて表示することには、重大な技術的欠点があります。 HTML全体のサイズが増え、パーサーキャッシュのために必要な必要な記憶容量が増え、そしてレンダリングするために追加のCSSが必要になります。
以下も参照:
マジックワードはこの機能でどう作用しますか?
目次は常にサイドバーにあり、これを変更することはできないので、 __TOC__
および __FORCETOC__
マジックワードは機能しません。
しかしながら、__NOTOC__
のような、目次の存在に関連するマジックワードは引き続き機能します。
そうすると、その後で別の目次を作成するテンプレート化できるでしょう。
例えば、必要ならば、記事は既定の目次を無効化して独自の目次を適用することができます。
すべてのマジックワードはその他の外装に対しては引き続き機能して、記事内の目次をレンダリングします。
サイドバーを展開すると、目次が見えません
これは既知の問題です。
この問題はサイドバーを開いたログインした利用者にだけ影響があるはずです。 長期的には、このメニューのサイズを減らし、サイドバーをコンテンツに重ねる計画です。 詳細と見え方の試作品はT302073でご覧いただけます。 この変更は年の後半(2022年10月-12月)に計画されています。 さらなる情報はページツールでご覧いただけます。
プロジェクトの対象範囲はどこまでですか?
モノブックやタイムレス(Monobook、Timeless)に影響はありますか?
いいえ。
これらの変更はベクターにのみ適用されます。 ベクターは2010年以降ウィキメディア・ウィキの既定のインターフェースとなっています。 モノブック、Timeless(タイムレス)、Minerva(ミネルバ)あるいはModern(モダン)のような、あらゆる他の外装は全く変更されません。
ですが、デスクトップの改善に取り組みつつ、旧来の外装のコードをきれいにしました。 旧来の外装へ新しい変更をより簡単にロールアウトできるようにし、全く使われていないオプションを除去し、これらの外装のPHPコードの75%を除去しました。 これはすべて利用者が触れる側には影響がありませんでした。
以下も参照:
表や地図、通知ボックス(a-/f-/o-/tmboxes)、情報ボックスやナビゲーションボックスその他のテンプレートは改善していますか?
いいえ。
薄い灰色の記事コンテンツ領域(目次は除く)には、いかなる変更もしません:
ダークモードは作りますか?
いいえ、今回はしません。
デスクトップ改善プロジェクトはダークモードを構築するために必要なアーキテクチャの変更を提供します。 ですが、それを構築するのは分離したプロジェクトになります。 これはそのプロジェクトにはコミュニティとの多大な協力が必要とされるからです。 現在、多くのテンプレートはダークモードと互換性がありません。 モバイルアプリに取り組んでいる間にそれを学びました。
初めは、ダークモードは利用者のオペレーティングシステムの設定に基づくことになるでしょう。 ブラウザ内トグルを追加する計画はありません。 その理由は現在のところ、システムに匿名利用者個人設定のための場所がないからです。 ですが、これは後日追加される可能性があります。
この機能が成功したと見なす指標は?
既存の利用者層間の有用性の向上は、以下によって象徴されます。
- ふれあい
- セッションあたりの検索回数を本プロジェクト期間に 5% 増加
- プロジェクトあたりの言語切り替えを本プロジェクト期間に 5% 増加
- 親近感
- サイトに対してポジティブで友好的な感想の増加(アンケートと利用者テストで集計)
- 信頼感と信用感の増加(アンケートと利用者テストで集計)
変更をさらに具体的に定義するため、このリストを拡充したり反復したりする予定です。
脚注
- ↑ UI Design Newsletter – December, 2005, Human Factors International