Manual:管理者

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管理者 (Administrators) は、"sysop" (シスオペ) 利用者グループに属するウィキ利用者です。このウィキソフトウェアでは、シスオペのみがアクセスできる機能はほとんどありませんが、これらは非常に重要な機能です。

管理者ツール

保護

管理者は保護されたページを編集したり、編集や移動からページを保護したり、保護したりすることができます。

編集保護には以下の種類があります:

  • 半保護 (Semi-protection) は、未登録の利用者による編集からページを保護します。
  • 全保護 (Full protection) は、管理者以外の利用者による編集からページを保護します。
  • カスケード保護:
    • 管理者以外のユーザーによる編集をできなくする(ページ保護)だけでなく、ページに埋め込まれた画像を保護します(コモンズではなく同じサイトにある場合)。また、同じ保護を継承されたページに適用することができます(したがって、再帰的に動作します)。 コモンズもしくは利用者ページにおいてあるファイルは、他のウィキのカスケード保護の対象にはならず、保護をする場合には、カスケード保護の可能なウィキに、そのファイルもしくは利用者ページの一時的な複製を置くか、コモンズもしくはメタで完全保護の措置を取ります。
    • 半保護と組み合わせたカスケード保護は意味をなさないため、構成を変更しない限りサポートされていません。
  • 移動保護 (Move protection) は、管理者以外の利用者によるページ移動からページを保護します。
手順
  • ページを保護するには、その他 ドロップダウン メニューをクリックし、「保護」オプションを選択します (またはアドレスバーの URL?action=protect を追加します)。 すると、2 つのメニューとチェックボックスを含む確認画面が表示されます。 メニューでは、管理者が「未登録利用者」または「すべての利用者」による編集からページを保護することを選択できます。 同様に、ページは「未登録利用者」 (とにかくこれが標準のようですが) または「すべての利用者」 (システムは自動的に編集と同じレベルの保護を移動に加えますが、保護レベルは「追加保護オプションをロック解除」チェックボックスをチェックして変更できます) による移動から保護できます。 カスケード保護は、別のチェックボックスをチェックすることで有効になります。 ボックス内にページ保護の理由を入力して 確認 を押します。 これは記録されます
  • ページの保護を解除するには、「保護解除」のタブをクリックします。 これで上記と同じページが表示されますが、今回は 2 つのメニューが既に選択されています。 保護解除は"編集"メニューの下の" (デフォルト) "を選択して 確認 を押すだけです。 保護解除の理由も記載してください。 この操作も同様に記録されます
注記
  • MediaWiki名前空間: MediaWiki名前空間のページは、editinterfaceの権限を持つユーザー(デフォルトでは管理者とインターフェース管理者)のみが編集できます。 MediaWiki 1.32 以降、MediaWiki 名前空間の JavaScript および CSS ページは、editinterfaceeditsitecss または editsitejs の利用者権限を両方持つ利用者 (既定ではインターフェイス管理者) のみが編集できます。 このようなページの制限はは上記の保護レベルとは独立しています。そのため、個別に保護されていることがあります。
  • 編集またはソースの表示:ユーザーやページのステータスによって、編集リンクやウィキテキストを表示するリンクが表示されます。 完全に保護されたページの 編集 が押された時、管理者にはページ上部にステータスを知らせる警告が表示されます。 ユーザーがブロックされているとソース表示リンクが編集リンクに置き換わることがあります。
  • 画像画像の保護はページの保護とほとんど同じです。上記を参照してください。 画像の説明ページで「保護」タブをクリックすると、ページと画像の両方が保護されます。 画像の説明ページは保護され、管理者以外の利用者は画像を以前のバージョンに戻したり、新しいバージョンを上書きアップロードしたりできなくなります。
  • 当初、カスケード保護の主な用途は作成の保護でした。これは、特別に用意されたページで未作成のページを参照読み込みすることで実現されていました。MediaWiki 1.13 で未作成のページの保護が有効になる前のことです。 現在では、主に特定のページのすべての構成要素が確実に管理者のみ編集できるようにするために使用されます。例えば the English Wikipedia main page のように定期的に変更されるページです。また、w:Wikipedia:Cascade-protected items/content のように誤ってページの保護が解除される場合に備えた冗長なフェイルセーフとしても利用されます。
  • 不正使用フィルター:不正使用フィルター拡張機能を使用すると、特定の編集をブロックできる、より複雑なフィルターを追加できます。
設定
  • which actions can be restricted via the protection interface is determined by the $wgRestrictionTypes setting.
  • which permissions can be required via the protection interface is determined by the $wgRestrictionLevels setting.

削除

関連項目: Help:削除と復元

管理者は、ページとその履歴を削除したり、削除されたページとその履歴を表示および復元できます。また、画像を削除したり、通常どおり復元できます。

手順
  • ページを削除したい時はページにある削除をクリックすることで削除できます。 (URLアドレスバーに ?action=delete を追加することでも削除できます) 。 If an administrator is using the Monobook skin, the shortcut Alt+D can alternatively be used. This will bring up a new page asking for a confirmation that the page should be deleted, as well as an explanation of the deletion. A message should be typed into the input box to explain the deletion to other users. After the page has been deleted, it might have an existing talk page which should be deleted as well. Since MediaWiki 1.39, there is a "Delete associated talk page" checkbox that allows you to delete the talk page at the same time as the subject page. Any links that point to the deleted page should be removed or corrected—whichever is the most appropriate action.
  • Pages can be undeleted for as long as they are in the archive. If a page has not been recreated since it was deleted, there will be a message on the page indicating how many deleted revisions there are. Clicking on this (or the undelete tab) will bring up a page displaying all the deleted revisions which can each be looked at separately. To undelete a page, click the restore button which appears on the confirmation page; this will restore all deleted revisions by default. Since MediaWiki 1.39, you can also undelete all revisions of the associated talk page at the same time. 復元はボタンをクリックすると直ちに行われ、削除と同様に記録されます。復元されなかった版がある場合、ログには復元された版の数が記録されます。

    ページが既に存在していても、管理者が以前の版を復元したい場合は、ページ履歴に移動する必要があります。上記の説明のとおり、復元のためのリンクが表示されます。

注記
    • 版指定削除
    • 通常どおり記事を削除した後、復元手続きを開始し、復元したい版のチェックボックスのみを選択することで、履歴から個々の変更履歴を非表示にできます。選択しなかった履歴は削除されたままになります。 However, it is generally recommended to use 版指定削除 for this instead as it is much easier.
    • 画像の変更履歴を削除する:特定の画像の特定の履歴を削除するには、見出しの「ファイルの履歴」を開き、特定の履歴の横にあるそばにある(del) ボタンを押します。直近の履歴の削除は、それまでの全ての版を削除するまで削除できません
  • 履歴の統合:記事2件の編集履歴は1つに統合できます。履歴を結合するには、2件のうち、すべての履歴を持ち込んで復元する先のページ内容を白紙化します。削除したばかりのページに対向のページを移動し、削除済みの履歴を全て復元します。 これは理論上、手動で元に戻すことも可能ですが、どの版が元々どのページに属していたかの情報は失われており、編集ごとに慎重に再構築するか、バックアップから読み取る必要があります。 For simple cases, you should probably use the built-in history merge feature instead, which has no possibility to destroy information.
  • 編集履歴の分割: 編集履歴を分割するには、まずすべての版を手動で削除し、その後、1 つの記事に属する版のみを復元します(判別が難しい場合があります)。削除されなかったページを新しいページ名に移動することで、それらの版を分離します。次に、削除されたページ(この時点ではリダイレクト)に属する版を復元し、リダイレクト前の最後から 2 番目の版に巻き戻します。

巻き戻し

利用者は誰でも、特定のページの変更履歴を開いて差し戻し(リバート)ができます。 作業が速くなるように、管理者には巻き戻し ボタンが表示されます。 ある利用者の編集を直近の編集者による直前の版に戻すには、当該ページの編集履歴もしくは利用者の投稿記録、あるいは差分表示で巻き戻す をクリック。 これは複数回の荒らしの試行を差し戻す際に使用できます。 すると差し戻しは自動で「細部の編集」となり、編集要約欄はRevertpageのコンテンツに従って自動的に記述されます。

シスオペ(ならびに「巻き戻しをボットの編集として扱う」権限を預かる人全て)は最近の編集ページで (特に荒らしの)編集を秘匿できます。 その実施には利用者の投稿履歴ページを開き、URL欄の末尾に&bot=1を加筆します。 例えば、 ...index.php?title=Special:Contributions&target=Username&bot=1。 投稿一覧についた巻き戻しリンクを押すと、巻き戻しもその対象となる元の編集文も、既定の「最近の変更」から秘匿され非表示になります。 この機構で採用するマーカは、本来はボットの大量編集が「最近の変更」を埋めつくさないように付与したものであり、そこで「ボット」と呼びます("bot"。) これらの変更は最近の編集欄に非表示となり、"ボット"リンクhidebots=0 を押すと表示されます。 当該の編集は秘匿されず投稿者や履歴、ウォッチリストに表示します。 編集そのものはデータベースに保存されて削除はしないものの、「 最近の更新」を埋め尽くす事態は解消されます。 この機能の趣旨とは、荒らしが大量発生した時に比較的少ない労力で被害要素を低減させることにあります。

ブロックおよびブロック解除

Manual:ブロックとブロック解除 を参照してください。

管理者権限の付与

MediaWiki バージョン:
1.11

特定の利用者名に管理者の立場の付与(MediaWiki 1.11)をするインターフェース (Special:Userrights) があり、関連の利用者権限を持つ人々すべてのグループに追加したり除外します。すなわち「ビューロクラット」資格の保持者ならこれを実行できます。インストールした人物が最初に作成する利用者には、「ビューロクラット」権限を付与する必要があります。

登録利用者の特権

通常のアクセスをする利用者は、ログインしていない訪問者も含めて、それでもいろいろなことができ最も重要な行為も対象です。ページの編集、管理業務の補佐です。 しかしながらログイン利用者のみに許されるのが、ファイルのアップロードあるいはページの改名(訳注:移動)です。 Among other things, one should also register to hide one's own IP behind the usernames.

関連項目