コンテンツ翻訳/告知/2014年10月付 告知

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コンテンツ翻訳 ツールについて、カタロニア語、スペイン語、ポルトガル語の機械翻訳のサポートがバージョンアップしたことをお知らせします。機械翻訳にはバックグラウンドで Apertium を採用しました。

このコンテンツ翻訳ツールはウィキメディア財団の 言語技術チームによって編集者向けに開発され、翻訳元の記事を翻訳して対応する新しい記事を他言語版に作るときに、とても役に立つツールです。最小のrtf(リッチテキスト形式)のエディターを採用し、辞書機能や機械翻訳支援などの翻訳ツールを盛り込んでいます。最初のバージョンはベータテスター対象に2014年7月にリリースされ、同年9月30日には2番目のバージョンがベータテスター向けにリリースされました。

このバージョンには、ユーザビリティ・コミュニティーからのフィードバックを元に、機能をいくつか加えました。ユーザビリティ・テスト、試用版を使ったユーザーからのコメントやご指摘を参考にしたものです。カタロニア語版 Wikipedia の編集者には、最初の試用版ツールをリリースしたときも、また関係者の意見交換と議論を行う会議 recent roundtable でも一定のフィードバックをいただいています。

このバーションで特筆すべき点

  • カテゴリを自動で当てはめる
  • Chrome ブラウザー用の使いやすいツールバーで書式設定。 Firefox 向けには一部のキーボード・ショートカットのみ適用。 (強調文字は Ctrl-B 、斜体は Ctrl-I )
  • スペイン語とポルトガル語の双方向翻訳
  • カタロニア語からスペイン語へ変換する機械翻訳サポート
  • 翻訳元の書式を翻訳文にも適用する機能の改良
  • 翻訳元の言葉の抽出と機械翻訳の解析精度を改善。ユーザーが訳文を訂正する前にメッセージを表示して、より適切な訳語候補を提案
  • トップバーおよび進行を示すバーのデザインを改良
  • バグの大幅な修正

このバージョンの機能改善の見込みについて、詳細は リリース予定 をご覧ください。

次期リリース

ツールの 次期リリース は2014年11月18日の予定です。

ツールの利用

コンテンツ翻訳ツールは以下のリンク先で試用できます: http://en.wikipedia.beta.wmflabs.org/wiki/Special:ContentTranslation

現在、このツールはベータサーバー上にあるため、 Wikimedia 認証ではご利用だけません。新しいアカウントの作成が必要です。 [1] をご覧ください。

ログインしたら、いくつか選択する項目があります:

  1. ソース言語 - 記事の翻訳元となる言語。カタロニア語、スペイン語、ポルトガル語から選択可能
  2. ターゲット言語 - 翻訳後の言語。カタロニア語、スペイン語、ポルトガル語から選択可能
  3. タイトル - 翻訳元の記事のタイトル

訳文は、同じ wiki のご自分の名前空間に提供できます。実際に Wikipedia に掲載しても大丈夫なレベルであれば、コピーして使用してください。訳文をすべてリストするには、コンテンツ翻訳のリンク このページ を使います。

フィードバックと参加

フィードバックの投稿はプロジェクトのリンク 会話 へお願いします。また、 testing sessions ではボランティアを受付ています。