Growth/ニュースレター/12号
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Growth チーム発信のニュースレター12号をお届けします。
Growth チームは中規模ウィキペディアで新しい寄稿者の定着に役立つよう、ソフトウェアの改良に取り組んでいます。
一般
- 指導者向け研修を公開しました。初めて試用したチェコ コミュニティの研修会は成功裏に終了しました。
- Growth チームの機能はハンガリー語版、ウクライナ語版とアルメニア語版ウィキペディアに完全実装されました。もし皆さんのウィキでも新規参加者を熱烈に歓迎するつもりでしたら、ご連絡をいただき、ぜひ一緒に適格かどうか確かめませんか。それに引き続きチェックリストに付き合わせて機能の設定を検討する作業に入れます。
新規参加者タスクからの生産的な編集
新規参加者タスクは11月20日に対象ウィキに基本ワークフローを実装、出足は順調で成果が出始めています。
- 自分専用のホームページを開いた新規参加者のおよそ1.5%は、お勧めの編集のワークフローを完了させて作業結果を保存しています。これまでのところ、成果は全てのウィキの総数として編集450件超で、デスクトップと携帯端末の合計です。
- 新規参加者が行った編集の内容に注目すると、かなり肯定的な成果が上がっています! この機能が荒らしを呼びこむことはない 点に喜んでいます。
- これら編集の 75% は生産的で差し戻しは受けていません。
- 編集の95% は善意によるものと見られます。
- 新規参加者の編集のほとんどに文字編集とリンク追加が施され、内容や出典を加筆した人もいます。文字編集を最も強くお勧めしています。
- これまでの集計結果はこちらをクリックしてご参照ください。
トピック選択機能を実装
実験結果により、新規参加者は例えば「科学」「音楽」「スポーツ」など、自分の関心に合ったトピックから記事を選べるほうが、お勧めの編集タスクに取りくむ回数が増えるとわかりました。
- そこで1月21日にトピック選択をパイロット対象のウィキに実装。新規参加者による利用が始まっています。この機能とお勧めがあると新規参加者が初めての編集をしやすくなり、その後も編集を続けてくれるよう期待しています。
- 今後の数週間にわたり、 主題のマッチングに用いるアルゴリズムの精度改善を行います。これはORES プロジェクトの一環です。
新規参加者タスクの今後の段取り
新規参加者タスクは評判が良かったことから、Growth チームではワークフローの改善によりもっと多くの新規参加者にこの機能を使うように呼びかけていく予定です。
- ガイダンス:次にお勧めタスクを作業中の新規参加者にヘルプパネルを用いてガイダンスを実施し、1番目の編集を完了したら次もやってみるように促します。この機能はユーザーテストではデモ用動画に1番人気があり、それを実装できるかどうか検討中です。
- ワークフローの開始:自分専用のホームページを開いた新規参加者のうち、新規参加者タスクを実際に試した人はわずかに20%でした。計画としてはお試しタスクに進む新規参加者を増やすため、ホームページのレイアウト変更を試す予定です。
- その他のタイプのタスク:新規参加者に他にどんな種類のタスクをお勧めできるか、リサーチを進めています。たとえば特定の種類のリンク追加、あるいはコモンズから画像を追加するなどです。
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