Manual:$wgFileCacheDepth
| ファイルのキャッシュ: $wgFileCacheDepth | |
|---|---|
$wgFileCacheDirectory の下位ディレクトリの階層の深さ。 |
|
| 導入されたバージョン: | 1.17.0 (r77843) |
| 除去されたバージョン: | 使用中 |
| 許容される値: | 0–32 |
| 既定値: | 2 |
| その他の設定: アルファベット順 | 機能順 | |
詳細
この変数は、$wgFileCacheDirectory の内に作成された下位ディレクトリの階層の深さを制御して、$wgUseFileCache = true; のときにキャッシュされたページを格納します。
既定では、2 レベルの中間ディレクトリが作成されます。 ディレクトリは、ページタイトルの16進数MD5ハッシュの接頭辞を使用して命名されます。
- 例えば、ページのタイトルが "Example article" ("Example_article" 以降の MD5 ハッシュ "cfeac3baf7439e4a49137bdf433f8d88") の場合、キャッシュされたページが格納されていたファイルの名前は以下のようになります:
$wgFileCacheDirectory/c/cf/Example_article.html
サブディレクトリ階層の目的は、キャッシュされたファイルを複数のディレクトリに均等に分散させることで、個々のディレクトリ内のファイル数を減らすことです。
一部のファイルシステムでは、キャッシュされたページの数が多い場合、パフォーマンスが向上する可能性があります。
しかし、あなたのウィキが小さい場合や、ファイルシステムが巨大なディレクトリを効率的に処理できることが分かっている場合は、$wgFileCacheDepth = 0; を設定して中間ディレクトリを完全に削除できます。
（逆に、あなたのwikiが "巨大"ならば、さらに多くのディレクトリにファイルを広げるために値を増やすことができます）。