Manual:$wgDBTableOptions
MySQLの固有設定: $wgDBTableOptions | |
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インストールやアップグレードの時に使うMySQLテーブルのオプション。 |
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導入されたバージョン: | 1.10.0 (r21466) |
除去されたバージョン: | 使用中 |
許容される値: | (文字列) |
既定値: | 下記参照 |
その他の設定: アルファベット順 | 機能順 |
詳細
インストールやアップグレードの時に使うMySQLテーブルのオプションです。インストーラによって生成された $wgDBTableOptions
値が LocalSettings.php
に設定されます。以下に示すオプションのうちどれか一つを選択し、その指定値に応じた結果を得ることができます。
- MySQL binary
ENGINE=InnoDB, DEFAULT CHARSET=binary
- MySQL UTF-8
ENGINE=InnoDB, DEFAULT CHARSET=utf8
ここでどの値を指定したとしても、MediaWikiの内部では常にUTF-8のエンコードでデータを生成し、データベースに保存します。そのためコード変換は必要ありません。バイナリの文字コードを指定するとMySQLが文字コード変換を行うのを防ぐことができます。そうしないと、不必要なことが起きるかもしれないので、設定は既定値のままにしておくことをお勧めします。
「TYPE」のキーワードは廃止され、現行バージョンのMySQL(5.5以上)ではサポートされません。それでも「TYPE」キーワードを使うと "
1064: You have an error in your SQL syntax; check the manual that corresponds to your MySQL server version for the right syntax to use near "TYPE=InnoDB"
"(あなたの指定したSQLには文法の誤りがあります; あなたが使っているMySQLサーバのバージョンに応じたマニュアルを確認し、「TYPE=InnoDB」の辺りの記述を正しい文法にそった記述に修正してください) のエラーが返るでしょう。これを解決するには「TYPE」ではなく「ENGINE」のキーワードを指定します。MediaWiki バージョン: | ≦ 1.18 |
MySQL 4のサポートは終了したため、以下の設定を現行バージョンで使うことはできなくなっています。
- MySQL 4.0 backwards-compatible UTF-8
TYPE=InnoDB
既定値
MediaWiki バージョン: | ≧ 1.32 |
$wgDBTableOptions = 'ENGINE=InnoDB, DEFAULT CHARSET=binary';
MediaWiki バージョン: | 1.13 – 1.31 |
$wgDBTableOptions = 'ENGINE=InnoDB';
MediaWiki バージョン: | 1.10 – 1.12 |
$wgDBTableOptions = 'TYPE=InnoDB';