Help:ページ状態インジケーター
ページ状態インジケータとはアイコン(または短い文のスニペット)で、記事の主な内容の領域外に表示され、記事の状態(たとえば当該ページが保護済み か、注目記事かなど)を示すもののこと。
呼び名もトップアイコン、ページアイコン、見出しアイコンあるいはタイトルアイコンとさまざまです。
この機能がGerrit change 162609でMediaWiki 1.25 に追加された理由は、タスク T25796解消とこの問題に対応するため暫定的に加えられた、英語版ウィキペディアの‘top icon‘テンプレートを代表とする複数の解決策を一掃するためです。
ページ状態インジケータを表示する
ページ状態インジケータは通常、画面の右上角、主な内容の外側もしくはページ題名の直前に表示されます。{{外装}}
によって位置は多少、変わります。
Their exact location depends on the skin .
ウィキ文でページ状態インジケータを追加
次の構文を使用すると、name
属性とタグの内容を利用者の好みに変更し、インジケータをページに追加します。
その場合、直接、記事にタグ構文を挿入するのではなく、利用者が求めるインジケータごとにテンプレート を作成することが強く推奨されます。
<indicator name="foo">[[File:Foo.svg|20px]]</indicator>
以下にご注意ください:
- インジケータは必ず1件ずつ独自の識別子(名称)をつけること。 同一の名前を複数のインジケータに命名することはできません – 重複と見なされると、いちばん最後に生成されたタグのみ有効です。
- インジケータの表示は登録順ではなく、名称順(大文字小文字認識)。 これにより複数ページ間の統一性が保たれ、簡単に順序付けまたはグループ化する方法となります。
- インジケータは監視の対象外。 これらの用途はすでにページ内に表現された内容もしくはメタデータを単に反映することであり、データそのものではないからです。 もちろん適する追跡用カテゴリ やテンプレートトランスクルージョン (参照読み込み) リスト、特別ページ レポートまたはその他の方法を用いて、当該のインジケーターを含むページを抽出できるはずです。
ウィキでの表示のカスタマイズ
もしご利用の外装で「ページ状態インジケータ」をサポートするなら (既定の外装はすべてサポート) 、サイトおよび利用者CSSを使って表示方法を調整できます。
スタイルに対応するCSSクラスは.mw-indicators
(インジケータを含むブロック領域全体) と.mw-indicator
(単体のインジケータ) です。
単体のインジケータはまた、#mw-indicator-name
IDが振られ、<indicator name="foo">
構文によって与えられるname
がその名称を示します。
外装にインジケータのサポートを追加
PHPコードとインジケータの使用
OutputPage オブジェクトを開き、表示したいIDとHTML文字列を使ってsetIndicators()
メソッドを呼び出します。
もし説明文書にヘルプへのリンクを追加する場合は、addHelpLink()
メソッドを呼び出すと、それがSpecialPage に加えてその他のクラスも実施していることが確認できます。
するとインジケータ領域にヘルプリンクが追加されます。例えばSpecial:WhatLinksHereを参照してください。