Help:Extension:FileImporter

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FileImporter (ファイルインポーター) と FileExporter (ファイルエクスポーター) の拡張機能はローカルのウィキから画像をウィキメディア・コモンズへ、簡単に移動できるものです。元のデータを保ったまま、編集履歴に移動を記録してファイルを移動できる機能を供えています。

FileExporter はローカルのウィキにウィキメディア・コモンズへのリンクを作り、拡張機能 FileImporter に渡します。ウィキメディア・コモンズの拡張機能として FileImporter はファイル移動のときにすべての前提条件が満たされたとき、データもすべての一緒に移動します。技術的には「移動」というよりも「複写」になります。

2018年6月、FileImporterはウィキメディア・コモンズに実装されました。 FileExporter is deployed and enabled as default feature on all Wikimedia wikis since August 2020.

背景

FileImporter と FileExporter は当初、ドイツ語話者のコミュニティ要望アンケートで要望が上がり、それにWMDE(WM=ウィキメディア+De =ドイツ支部)が対応したものです。詳細情報はMetaのプロジェクトのメインページを参照してください。

使用法

さあ、はじめましょう

1) To use the FileExporter on a local wiki (for example, on English Wikipedia), you have to be logged in and be allowed to upload files.

2) ご利用のウィキに環境設定ファイルが用意されている必要があります。 すでに CommonsHelper2 ツール経由で用意済みの環境設定ファイルも多数あります。 インポートが成功するかどうかに関わるため、利用者の皆さんにお願いです。どうかそれらのファイルに目を通して、更新もしくは新規作成をしてもらえないでしょうか。

詳細情報は説明文書を読み、環境設定ファイルの動作と使用目的を理解してください。


手順の解説

この機能を利用するには、ログインが必要です。

コモンズにインポートされたファイルを探す

  • 特定のファイルの更新履歴を開くと、コモンズでのインポートを更新なしとして表示します。(つまり更新履歴に記載されるが実際にはファイル変更は発生していない状態)。 インポート手順の間に変更を行うと、テキストの変更履歴が1件追加されます。
  • インポート手順の間に作成された改版は Modified with FileImporterタグ付けされます。 これは最近の更新ページで検出できるようにするためです。
  • アップロード記録項目取り込み記録項目 の両方が作成され、空の版および取り込み利用者に関連付けられます。タイムスタンプは取り込み日時になります。 既定ではアップロードは両方の記録項目を持つようになっていますが、最近の変更やウォッチリストの項目が「二重」になる可能性があります。例としてファイルの事例および対応する記録項目を参照してください。
  • 取り込んだ (旧来の) ファイルの更新とは、最初にアップロードした日付と利用者を使ってアップロード記録項目を作成しており、その目的はコモンズのアップロード記録にすべてのファイル更新情報を拾うためでした。 これらの更新情報には同時に Imported with FileImporter タグが付けられます。
  • インポートしたファイルには非表示のコメントが添えられ、移動元の完全URLと「このファイルの移動には FileImporter を使用」と示されます。 CirrusSearch の insource: 機能を使うと、このコメント付きのファイルを検出できます。例:insource:"This file was moved here using FileImporter from //en.wikipedia"。 これによりインポートされたファイルを後日、改変した二次的なファイルは検出するものの、 コメントを除去したファイルは対象外です。

カテゴリを追加するには

fileimporter-post-import-revision-annotation というメッセージ(既定で空欄)を使うと、インポートしたファイルごとにウィキ文を追加できます。 このメッセージにはパラメータが2つまで入ります。

  • $1 - ソースファイルの完全URL。
  • $2 - インポート日時のISO 8601形式記述。たとえば2004-02-12T15:19:21+00:00

一例として出所のウィキ単位で分類するには、インターフェイス管理者により メッセージ{{#invoke:Imported with FileImporter|main|url=$1|time=$2}} に設定してもらうと、Lua モジュール(このサンプルでは"Module:Imported with FileImporter")は次の形になります。

local exports = {}
function exports.main( frame )
    return "[[Category:Files moved to Commons from " .. mw.uri.new( frame.args.url ).host:gsub( ".org", "" ) .. "]]"
end
return exports

開発ロードマップ

  • 2018年6月12日:test.wikipedia.org にエクスポート
  • 2018年6月25日: ウィキメディア コモンズへエクスポート
    • FileExporter をベータ機能としてドイツ語版・ファルシ語版、アラビア語版ウィキペディアに展開。   OK
    • mediawiki.org からウィキメディア コモンズへエクスポート   OK
    • FileImporter をウィキメディア コモンズに実装   OK
  • 2018年7月11日:
  • 2019年1月16日:
    • FileExporter をベータ機能として他のすべてのウィキ群に展開   OK
  • 2019-09-24:
    • 既定の機能として実装完了したのは ウィキペディアのドイツ語版とペルシャ語版、朝鮮語版、マラーティー語版.WP、

sourceswiki (wikisource.org)   OK

  • 2020-08-05:
    • その他のウィキ群における実装   OK

関連項目