ウィキメディアアプリ/チーム/iOS/ウィキペディア個別1年のまとめ/データ利用方法
1年のまとめ(The Year in Review)とは試験的な機能として、ローカルに保存されたデータと公開アクセス可能なデータを活用し、人それぞれのウィキペディアとの過去1年の関係を賞賛して表示します。 この機能はウィキメディア財団個人情報保護方針に準拠しており、利用者の皆さんの個人情報に配慮して設計しました。
1年のまとめで参照するデータは、現状では2024年1月1日 - 同12月31日を対象とします。
個別の賞賛
1年のまとめ(Year in Review)はお使いの端末、またはログインしている場合はウィキペディアの利用者アカウントに紐づけて、個別化した分析を表示します。
今年の閲覧した記事の本数
これはこのデバイスを使い、ウィキペディア・ アプリ内で読んだ個別の記事の今年の総数です。 アプリ内の「履歴」タブに表示した記事がすべて含まれます。 つまり閲読済みの記事の合計には、別のデバイスで、あるいはアプリ外で読んだ記事は含みません。
動作の仕組みは? 1年のまとめ機能は、デバイスの閲読記録に現時点で保存された記事を数え、合計数を共有します。 その計数の一環として、閲読履歴はサーバに共有されないし、保存されることもありません。
最もよく閲覧した曜日
これは2024年に個別の記事を最も多く読んだ曜日です。例えば私が毎週金曜日、バスで通勤通学中にウィキペディアをアプリで読んだとすると、私のまとめは「金曜日」を示します。ただし、まとめには別の端末やアプリ外で読んだ回数は含まれません。
動作の仕組みは? 1年のまとめは現時点で「履歴」タブに保存されている記事を参照します。 記事ごとに最後に読んだときのタイムスタンプがあります。 1年のまとめは、閲覧履歴に最も頻繁に表示された曜日を確認します。 計算の一環として、この履歴を共有したりサーバーに保存することはありません。
今年の保存した記事件数
これはデバイスのアプリにある閲覧一覧に現時点で保存された2024年の記事総数で、すべての言語版を合算してあります。
今年の投稿回数
こちらはアプリ内で主要言語に設定した言語版のウィキペディアで実施した編集の回数の合計です。 このまとめは、アプリにログインした状態に限定して表示します。 対象とする編集はあらゆる端末とプラットフォームで実施し、記事名前空間に限定して計数します。 差し戻しを受けた編集は総数から除去していません。 姉妹プロジェクトで編集しても計数しません。
動作の仕組みは? 特定の利用者名に紐付けされた編集は、投稿記録で公開してあります。 ログイン中なら、アプリは投稿記録APIに問い合わせて利用者名に紐付けされた2024年の編集回数を得ると合計値を計数します。 同データソースに上限があるため、今年の編集回数が500回超の場合は、特定の数字ではなく 500+ 回と表示されるはずです。
最近の編集の表示
こちらは対象者が編集した記事が過去2ヵ月間に閲覧された回数の合計を示します。 計数にはご本人の利用者名を採用、 Growth ツール類特別影響モジュール を使います(Growth Tools Special Impact Module)。 対象は直近の編集1000件に含まれる記事です。 閲覧回数は1年のまとめを開く直前までの60日分です。
投稿の状況
最近、アプリで寄付した場合はウィキペディア1年のまとめ機能が「ご寄付をありがとうございます」というメッセージを表示することがあります。 認識できるのはアプリ内の最近のご寄付のみであり、この機能では最近、アプリ外で、または2024年10月以前にいただいたご寄付は拾っていません。
動作の仕組みは? アプリを使って寄付すると、寄付者の個人情報保護方針に従って、ウィキメディア財団はご寄付を処理するため標準情報を記録します。 アプリではさらに寄付をされたことを記録するため、限定された情報をご利用の端末に保存します。 個人に関する詳細も支払い関連の情報も端末にローカルに保存することはありません。 1年のまとめ(Year in Review)では最近、ご自身が寄付されたことを認識し、お礼のメッセージを表示することがあります。 寄付者としてのご自身の状態はアプリ上では、ウィキペディアの利用者名と決して紐付けされません。
集団的な分析
1年のまとめ(Year in Review)ではウィキペディアについてより広い世界と自由な知識の運動の分析を示し、アプリ利用者が全体として記事を何回閲覧したか、iOS版アプリ利用者の編集回数は何回かなどが含まれます。 分析は2024年1月1日 - 同11月が対象です。
英語版ウィキペディアを第一言語とする読者は、英語版ウィキペディアで最も読まれている記事に関する情報をウィキペディア1年のまとめ・ウェブサイト と ブログで参照できます。 そのデータの詳細はこちら。
よくある質問
1年のまとめからどうやれば個人の分析を除去できる?
- 保存された閲読記録をすべて削除し、1年のまとめを非表示にしたい場合は「プロフィール」→「設定」→「1年のまとめ」タブを開き「1年のまとめ」のレ点を外して無効にします。 後ほど、もう一度有効にできますので、分析結果は再度、計数されます。 これら洞察が基準としてデータを削除するには、1年のまとめを無効にする前に以下の手順を完了してください。
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設定から「1年のまとめ」を開きます。
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レポートを削除し機能を無効にするには、トグルボタンを無効に変えます。
- 閲読の洞察、閲覧済みの記事合計ならびに1週間の最多の曜日を削除する:いつでも「履歴」タブの「消去」ボタンを押すと閲読履歴を削除できます。
- 保存済みの閲読一覧の分析情報を消去する:[設定] > [記事の保存と同期] を開き、[保存した記事を消去] を選択します。これにより保存した記事は端末から削除されます。同期がオンになっている場合は、すべての端末から削除されます。
- 編集の分析を消去する:編集分析は、永続的にアクセス可能な公開データから取得されるため、永久に消去することは不可能です。ログアウトすると、編集総数は端末内の1年のまとめに表示されなくなります。
- 寄付の分析情報を消去するには:設定の「寄付履歴を消去」オプションを使うと、いつでも端末にある寄付履歴を消去できます。 この設定が表示されるのは、ご寄付の履歴をローカルに保存してある場合に限定されます。 ご注意点として、これにより削除されるのはウィキペディア・アプリを使ったご寄付について、端末にある寄付履歴限定です。 過去のご寄付に関する情報は財団寄付者の個人情報保護方針に準拠し、ウィキメディア募金部で引き続き保持します。
データの保存先と白紙化の頻度は?
- 閲読履歴はご利用の端末限定でローカルに保存されます。 アプリを使って記事を開くたび、その記事はアプリ内の「履歴」タブに追加されます。 有効期限はありません。 ローカルに保存された閲読記録を削除したい場合は、「履歴」タブを開き「消去」を選びます。
- 利用者名ごとの貢献履歴に関するデータは、お使いのデバイスにはローカルに保存されませんが、ウィキメディアのいずれかのサイトに貢献すると公開され、記録は永続的に残ります。 詳細はウィキメディア財団個人情報保護の方針をご一読ください。
第三者に共有される個人情報はあるのか?
- 閲読履歴は利用者自身以外には開示されません。 ウィキメディア財団個人情報保護の方針に従って、マーケティング目的で皆さんの情報を販売したり、第三者と共有したりしないことをお約束します。
- 編集に関するデータはアクセスが公開されているデータを使って計数されます。 ウィキメディアのいずれかのサイトに内容を加筆または編集すると公開されて、永続的に閲覧できます。 お使いのアカウントに関して表示した洞察は、どの端末を使っておられるかと関連づけて第三者に開示されることはありません。
使う端末を変えた場合はどうなるのか?
- 利用者のご寄付ならびに閲読の履歴は、ウィキペディアアプリを利用した端末に依拠しています。 閲覧の履歴は現状ではまだ、端末を変えると引き継がれません。 この1年に使用する端末を変えた場合の1年のまとめは、いちばん最近に使った端末のみに基づきます。
- 編集履歴はお使いの端末ではなく、利用者名を基準にしています。 ログイン利用者の皆さんはご自身の編集の賞賛をいつでも閲覧できます。