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: 実験の紹介
皆さん、こんにちは。当会計年度(2024年7月始動)ではアプリチームと共同でコンテンツ発見という事業に取り組んでいます(Content Discovery)。動機は私たちのサイトを訪れる新しい層の読者定着率を向上させるためです。チーム領域を横断する広域プロジェクトの詳細はこちら。
このプロジェクトの初期段階として、当チームでは複数の機能を実験します。期間は7月から12月の予定です。総体として、読者がコンテンツを発見しやすくして学びを得ることを目的とします。中でも記事を流し読みするブラウジング体験を高めること(browsing)、読者の学びを支えるために使えるものとして、おすすめ機能とインタフェースの新しい設計を検討しています。
ここでいう実験とは、一方で機械生成のお勧めかコンテンツの要約が含まれ、他方で編集者が検証した作業やさまざまな方法でコンテンツのリミックスをして注目を集める仕掛けを検討します。(詳細はウィキマニアで実施したブレインストーミングの記録をご参照ください。)
これら一連の実験のコードと設計、展開は全て一時的なもので – 収集したデータやコミュニティと読者から何かご意見がもらえたら、これらの発想を次にどう展開させるか検討します。当面は4案から1、2案を選んで繰り返し開発に進み、その間に得た学びに基づいて更新を重ねていき、初期導入のウィキ群で機能として使えるように持って行けたらと見込んでいます。
この間、当チームでは2番目の実験としてウィキペディアのおすすめ記事というブラウザ拡張機能を展開しました。この簡略な実験ではウィキペディアを読んでいる被験者におすすめ記事を表示します。この拡張機能の各機能がどう使われるか全体を研究して収集したデータに基づき、この形で、あるいは類似の機能を初期導入ウィキ向けの製品に組み込むかどうか検討したいところです。テストへの協力に関心があり対象のブラウザを利用しておられる皆さんからのフィードバックを募集中ですので、ぜひこの拡張機能をダウンロードしてお試しください。(将来的にブラウザ支援を発展させたいと希望しており – 日程が固まった段階で詳細をお知らせする所存です。)
実験そのものの詳細は、解説文書をご一読ください。当チームとして皆さんからご意見をお聞きしたいのは、まず基本として、これらの発想がコンテンツ発見の向上の入り口となるか、対象のウィキで学びを得る上でどう評価されるかです。さらに加えるなら、この分野に関して皆さんのアイデアをなんでもお聞きしておくと、将来的に別途、実験に組み込めるかもしれません。よろしくご協力をお願いします。