Manual:$wgUseInstantCommons
共有アップロード: $wgUseInstantCommons | |
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インスタントコモンズ を有効にする、つまり共有リポジトリとしてウィキメディアコモンズを使えるようにする |
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導入されたバージョン: | 1.16.0 (r58652) |
除去されたバージョン: | 使用中 |
許容される値: | (真偽値) |
既定値: | false |
その他の設定: アルファベット順 | 機能順 |
使用法
インスタントコモンズを有効にするには、以下を LocalSettings.php に追加してください:
$wgUseInstantCommons = true;
詳細
この設定パラメータを true
に設定すると インスタントコモンズ が有効になります。これによりローカルにあるウィキの画像は自動的にウィキメディアコモンズへ置かれるようになります。
この設定により、$wgForeignFileRepos
で行う以下の設定と同じ内容を短く書くことができます。
$wgForeignFileRepos[] = [
'class' => ForeignAPIRepo::class,
'name' => 'wikimediacommons',
'apibase' => 'https://commons.wikimedia.org/w/api.php',
'url' => 'https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons',
'thumbUrl' => 'https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb',
'hashLevels' => 2,
'transformVia404' => true,
'fetchDescription' => true,
'descriptionCacheExpiry' => 43200,
'apiThumbCacheExpiry' => 0,
];
注記
この設定を有効にしても、ローカルのウィキが動作しているサーバのディスク使用を避けることはできません。 MediaWiki 1.26までのバージョンでは、この設定を有効にするとキャッシュのため本当にローカルディスク上でサムネイルを作成していました。 ローカルウィキのあるページに埋め込まれたファイルがウィキメディアコモンズにある元ファイルの縦横サイズより大きいとき、ファイルは元のサイズでローカルディスクに置かれます。
MediaWiki 1.27 (gerrit:251556) 以降、$wgUseInstantCommons
の既定設定は、元ファイルをダウンロードしてローカルでサムネイルを作るのではなく、コモンズの画像を利用するようになっています。
これによりサムネイルハンドラを使わなくても、ウィキはCPUと通信帯域の利用を抑えながらページの先頭バイトを取得するまでの時間を節約することができます。 This can make your wiki seem much faster
For example, if you have 100 InstantCommons images on a page, your wiki will make 400 API requests to the Commons API at page load time and the first byte of the page won't be returned for about 30 seconds.
This can be somewhat improved by disabling $wgResponsiveImages
You may prefer to override the default descriptionCacheExpiry
by creating your own $wgForeignFileRepos
entry, or maybe not use foreign file repositories at all and instead copy images from Commons to your own wiki using importImages.php
.
Note that counterintuitively, apiThumbCacheExpiry
is fastest if set to 0.
Another aspect that has a major affect on performance is how long metadata is cached.
Unfortunately this is currently not configurable and hard coded to 3600 seconds (1 hour) which is rather short [1]
調整については、構成パラメーター $wgForeignFileRepos
の説明文書を参照してください。
関連項目
- Manual:ファイルのアップロードの設定 - 主にローカルアップロードについて
- Manual:$wgForeignFileRepos - 複数のファイルリポジトリの設定について
- Extension:QuickInstantCommons