Help:Extension:WebFonts
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これは、Web フォント機能についての利用者説明文書です。WebFonts 拡張機能についての技術的な説明文書 もご用意してあります。
言語用スクリプトの多くには、利用できる適切なフォントが簡単に見つかりません。これはフォントがインストールされていないOSに、利用者自身でインストールする方法がわからない状態、または利用者がウィキを読んでいる共有コンピューターに、使いたいフォントがインストールされていない状態が原因です。これらすべての状況では、特定の言語で提供するコンテンツは問題にぶつかってしまいます。解決策となるWebフォントとは、Wikiページへのフォント埋め込になります。フォントが自動的にダウンロードされるため、読者は意味不明な記号や疑問符またはトウフ(□)に出会わず文字を読むことができ、読書体験は完璧です。
使用法
拡張機能をインストールして有効にすると、ログイン、Wikiページの設定リンクと共に、ページのフォントを選択するメニューが表示されます。既定ではそのメニューの1番目のフォントがWikiに適用されます。利用者が変更したフォントは、ページ間で記憶されます。オプションとして必要に応じてフォントの埋め込みも無効化できます。この選択は30日にわたり次回以降の訪問でも、ページをまたいで記憶されます。WebFonts拡張機能がサポートする言語のテキストがページに存在ない場合には、メニューは表示されません。
利用できるフォントが利用者のローカル システムにある場合は、フォントは MediaWiki サーバーからダウンロードされません。利用者のコンピューターから取得されます。フォントが存在しない場合は、必要になった時点でフォントがサーバーからダウンロードされます。次回以降は、フォントはローカルのキャッシュから取得されます。
Web フォントの無効化
未ログイン状態で Web フォントを無効にするには: Web フォント メニューを開いて下部の「⧼webfonts-reset⧽」を選択します (スクリーンショット参照)。これにより Cookie が設定され、Web フォント機能が 30 日間無効になります。キャッシュ済みのフォント ファイルは「font-family」が指定されたスタイルで使用される場合があります。
ログイン済み状態で Web フォントを無効にするには: 「個人設定」→「表示」→「⧼webfonts-enable-preference⧽」のチェックを外す→「保存」をクリックして設定を保存
対応している文字体系、言語、フォントの一覧
Web フォントは多数の文字体系に対応しています。以下に、現在対応しているすべての文字体系の完全な一覧を示します。これらは既定でアクティブになっています。
アラビア文字体系
対応言語: ペルシア語 (fa)
- Iranian Sans(イラン語サンセリフ書体)
アッサム文字体系およびベンガル文字体系
対応言語: ベンガル語 (bn), アッサム語 (as), ビシュヌプリヤ・マニプリ語 (bpy)
- Lohit Bengali (既定)
- Lohit Assamese
デバナーガリ文字体系
対応言語: ヒンディー語 (hi), マラーティー語 (mr), マイティリー語 (mai), Bhojpuri (bh, bho), ゴア・コンカニ語 (gom), Ahirani (ahr)
- Lohit Devanagari
- Samyak Devanagari (レンダリングの問題のためメニューでは利用できません)
- Madan (レンダリングの問題のためメニューでは利用できません)
エチオピア (ギーズ) 文字体系
対応言語: アムハラ語 (am), ティグリニア語 (ti)
- AbyssinicaSIL
グジャラート文字体系
- Lohit Gujarati
- Samyak Gujarati
グルームキー文字体系
- Lohit Punjabi
- Saab
ヘブライ文字体系
- Miriam CLM
- Taamey Frank CLM
クメール文字体系
対応言語: Khmer (km). クメール語 (km)
- KhmerOSbattambang
- KhmerOSbokor
- KhmerOSfreehand
- KhmerOSmuol
- KhmerOSmuollight
- KhmerOSmuolpali
- KhmerOSsiemreap
カンナダ文字体系
対応言語: カンナダ語 (kn), トゥル語 (tcy)
- ローヒト・カンナダ書体
- Kedage
ラテン文字体系
- Charis SIL – 中国語の閩東語に対応
- Perizia
- RufScript
- Ubuntu – Ubuntu が作成したフォント
マラヤラム文字体系
- AnjaliOldLipi
- Meera
- RaghuMalayalam
ミャンマー (ビルマ) 文字体系
- Masterpiece Uni Sans
- Myanmar3
- Padauk-Regular
- Yunghkio
オリヤ文字体系
- Lohit Oriya
- Utkal
サウラシュトラ文字体系
- Pagul
タミル文字体系
- Lohit Tamil
- Thendral
- Thenee
テルグ文字体系
- Lohit Telugu
- Pothana2000
- Vemana2000
高度な使用
Webフォント機能は2つの方法で起動します。ひとつは文にタグ付けして言語コードと特定のフォントスタイルを指定する方法です。2番目の方法は、指定言語の既定のWebフォントを使うために、言語タグを使用する方法です。言語タグ付けは、ページの言語と表示したい言語が異なる場合に必要です。言語タグ付け処理は推奨されており、理由は検索エンジンの結果表示やスペルチェック、音声合成や音声認識などの改善にもつながるからです。
段落にヒンディー語という印を付けて、その段落用に既定の Web フォントを読み込むには:
元の文章 | 結果 |
---|---|
<div lang="hi">नमूना पाठ</div>
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नमूना पाठ
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段落にヒンディー語という印を付けて、その段落用に標準ではない Web フォント「Samyak Devanagari」を読み込むには:
元の文章 | 結果 |
---|---|
<div lang="hi" style="font-family: 'Samyak Devanagari'">नमूना पाठ</div>
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नमूना पाठ
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制限と既知の問題
ブラウザがWebフォントをサポートしていても、文を正しく表示できるという保証はありません。これはたとえばインド系言語のスクリプトでよく発生する問題で、ラテン文字やキリル文字のように連続するグリフが変形しないまま配置されていないことが原因です。正しく変換されて表示品質が保てるかどうかは、ブラウザと使用OSによっても異なります。最新のWebブラウザやOSのうち、最近のデスクトップ版Linuxディストリビューション、Mac OS XやWindows 7などは非常にうまく機能するものの、旧式のWebブラウザ(Internet Explorer 6ほか)やWindows XPなどのOSに対しては最適とは言えません。
特に、初回ロード時に「スタイルなしのテキストのフラッシュ」現象(FOUT)が発生するとフォントファイルが膨大になってしまうため、この技術は実用的ではありません。これが原因で、現在、例えば中国語フォントの追加を妨げています。Webフォント拡張機能では、ページで使用するグリフに限定して読み込むような、フォントの部分ダウンロードはサポートされていません。
Web フォントは現在、既知の問題点により、Internet Explorer 6 (すべてのバージョンの Windows) および Internet Explorer 8 (Windows XP) に対応していません。
既知の問題の一覧は MediaWiki バグ追跡にあります。
新しい文字体系、言語、翻訳
Webフォントに使用できるのは、フリーフォント限定です。フォントのライセンスで、フォントの再配布と他のフォーマットへの変換が許可済みの必要があり、SILオープンフォント ライセンスが推奨されます。フォントをWebフォントとして使用できない状況ではフォント内のヒント情報の欠落という原因により、バグまたは不適切な変換が発生した可能性があります。適切なフォントを知っている場合は、それをバグトラッカーに追加するように要望を出してください。
問題点はすべてバグ追跡にご報告ください。translatewiki.net でこの機能の翻訳にご協力ください。